リフォーム実例集
山形県 T様邸
奥様の長年の夢、キッチンをリフォーム
最初は「対面キッチンを入れたい」という奥様のご要望で始まりましたが、話が進むうちに他の場所にも手を加え、幅広いリフォームを行いました。
「つねに何かをやっていないと落ち着かない」というバイタリティあふれる奥様が、大胆に配置したカウンターテーブルなど、アイフルホーム担当者もうなるアイデアを次々と出し、それを形にした住まいです。
また高齢のご両親を気遣ったバリアフリー対策、雪国ならではの寒さ対策にも力を入れ、以前よりも住みやすさが増した家になりました。
お施主様の声
長年の夢たった対面キッチンを採り入れる。
Point01 奥様のアイデアが随所に盛り込まれたリフォーム
今回のリフォームを検討されたきっかけは何ですか?
奥様
昔から「対面キッチンで料理がしたい」という憧れがありまして、それを実現させたいがためにリフォームをしました。前にもリフォームをする機会は何度もあり、3年前にはお風呂場も直しましたが、そのときは父に「まだ待て」と言われて。
でも、待っているだけではいつできるか分からないので、思い切って父に頭を下げてお願いして、ようやく認めてもらいました。
リフォームに際し、ご主人は何か言われていましたか?
奥様
今回のリフォームは主にキッチンだったので、主人は「リフォームできるならどうぞ」という感じで、格別反対はしていませんでしたね。
アイフルホームにリフォームをご依頼いただいた理由は何ですか?
奥様
リフォームを依頼するなら、地元の工務店とかじゃなくてもっと大きなところでと思い、いろんなお店に行ってみました。その中でアイフルホームに決めたのは、リフォーム担当の志田さんが女性だったからです。
他のお店でも男性の担当の方が熱心に対応してくださいました。でもキッチンは“女の城”ですから、女性の担当者の方が話が合った、というのはありましたね。それと志田さんが気軽に話しやすい感じだったので、頼みやすい感じはしましたね。
今回のリフォームにあたっては、奥様のアイデアがたくさん活かされているそうですね。
奥様
何年も待って、ついに実現したリフォームですから。いろいろカタログも見たりして、準備は万全に整えていました。あれこれ注文したり、金額とも相談しながらで、結局実行に至るまで半年ぐらいかかっちゃいましたね。
でもリフォームが終わってから後悔するのは嫌だったので、プランはじっくり練りました
リフォームにあたり、こだわったポイントは何ですか?
奥様
とりあえず、ありふれたものは嫌だなというのはありました。扉とかを見ても、「こういうの、どこの家にもあるよね」とか言ったりして。リフォームは一度やったら後戻りがきかないので、自分好みの配色や家具の配置は主張させてもらいました。
そんな私のわがままを志田さんは聞いてくれて、本当にありがたかったですね。
リフォームをするうえで大変だったことはありましたか?
奥様
一番大変だったのは掃除でしたね。それまでのキッチンは私の母の場所でしたが、それが私の場所になるわけですから。
リフォームの工事前に「これはいらないな」と捨てようとしても、母が「いや、これはいるよ」と言ったりして。そこで時間を使いましたね。
Point02 奥様念願の対面キッチン。
奥様の念願だった対面キッチンが実現しましたね。
奥様
最初から対面キッチンは決めていましたが、どう設置するかで悩みましたね。
和室の方を向くか、廊下側を向くか、それとも別の方を向くか…。いろんな角度で配置してシミュレーションしてみて、志田さんとも喧々諤々と話し合い、結局廊下側を向く形で落ち着きました。
キッチンテーブルの向かい側にはソファーもあるので、ご家族と話しながら料理もできますね。
奥様
リフォームしてから、私の父と母は自分の部屋にいることが多くなりましたが、それでも料理しながら会話をすることはありますね。
このソファーがあった部分、前は廊下だったのですが、そこをリビングの一部にしてくつろげる空間にしました。
リフォーム前は玄関からトイレの出入口まで、直接廊下でつながっていましたね。
奥様
玄関からの寒気が直接キッチンまで入ってくるので、間に扉を入れて寒気をカットしました。
でも扉の上には透明ガラスのランマも入れているので、夏は風がスースー入って涼しいですよ。ついでにトイレ側にも扉をつけて、LDKがよりひとつの部屋っぽくなるようにしました。
前のキッチンに比べて、使い心地はどうですか?
奥様
リフォーム前のキッチンは母親の身長に合わせて設計してあるので、私には少し低く感じていました。それでキッチンの高さも私の身長に合わせてもらい、腰にも負担がかからなくなりました。それと収納スペースも多い方がいいと思い、白くて大きなキッチンファニチャーをリクエストしました。扉を開いたらどこに何があるのか一目瞭然なので、とても便利ですね。
Point03 赤黒白のテーマカラーで彩り豊かな家に。
キッチン以外の場所も、リフォームされた箇所がありますね。
奥様
最初はキッチンだけでいいかなと思っていましたが、考えていくうちに「ここもこうしたい」というアイデアがポンポン出てきて…。
それで予算と相談しながら、いろんな箇所に手を加えました。
その中でも特にこだわったのが、
キッチンと和室の間のカウンターテーブルですね。
前はこのテーブルがあった場所に戸があって、キッチンと和室を行き来していましたが、ここを塞いで別の場所から行き来するため、テーブルを置くことにしました。
さすがに斬新すぎたのか、大工さんは「これは大工さん泣かせだね」と言っていましたけど。
カウンターテーブルは、どう活用していますか?
奥様
家族で食事をするときに使っています。
キッチン側には私と主人が座り、和室側に両親が座っています。
テーブルの高さは私が前から欲しかったイスに合わせていますが、両親はもう少し
座りやすいイスを玄関から持ってきて座っていますね。
テーブルには赤・黒・白のタイルがバランスよく配置されていますね。
奥様
これは私からの提案です。
この色の組み合わせは私の好みで、リフォームしたらどこかに入れたいとは思っていました。赤と黒を強調しすぎると色がキツくなってしまうので、なるべく白を多めに取り入れているのがポイントです。
最初、テーブルにタイルを貼る計画はありませんでしたが、それだとテーブルの上が寂しかったので「ここにポイントになるものを入れよう」ということになり、
黒と赤のタイルを貼ることにしました。最初は20センチ四方で考えていましたが、それだと大きすぎるので、あれこれ考えた結果、10センチ四方のタイルに落ち着きました。
和室の地袋も、黒と赤の組み合わせで斬新ですね。
奥様
計画段階では「不自然になるかも」と思っていましたが、完成されたのを見て、やはり入れてよかったなと思いましたね。
Point04 段差をなくしてご両親も歩きやすい家に。
今回のリフォームではバリアフリーにもこだわったようですね。
奥様
父も母も80歳を過ぎていい年ですからね。母の足もよくないので、床の段差をなくして母の部屋から広縁まで行けるようにしました。
キッチンと和室の間は3センチほど床の高さに差がありましたが、そこはスロープを入れて段差を解消しています。
北国なので寒さも厳しいですが、寒さ対策のポイントはどこですか?
奥様
和室の窓が、前は一枚サッシでしたがリフォームでインプラスにしてもらいました。
この辺は寒さも厳しくて、雪も身長と同じぐらいまで積もりますからね。
年寄りが多いので、寒さ対策は万全に施しました。
Point05 次のリフォーム計画も見据えている奥様。
リフォーム後の家を見て、周りの人はどんな反応をしていましたか?
奥様
やはり他の家にはない色合いだからなのか、ご近所さんは慣れない感じでしたね。
カウンターテーブルに座るときも、「えっ、座っていいの?」と聞いてきたりしました。
リフォームを成功させる秘訣は何でしょうか?
奥様
やろうと思ったらやるべき。
それに尽きると思います。頭の中で考えているだけでは、
いつまで経っても実現には至りませんから。思い立ったらお店に行って話を聞くなり、カタログを見たり、モデルハウスを見るなり、何らかのアクションを起こすことが大事だと思います。
あとは自分でリフォームについて勉強すること。家のリフォームはそう何回もやるわけではないので、後悔したくなかったら学ぶ、それが大事ですね。
今回のリフォームに点数をつけるとしたら何点くらいでしょうか?
奥様
100点と言いたいところですが、90点ですね。10点足りないのは、住んでみないと気付かないものが必ず出てくるからです。
住んだら「ここはもっとこうしたいな」というのが出てくるじゃないですか。
だから今回は90点ということにしました。
でも満足度はとても高いですよ。
今後のリフォーム計画がありましたらお聞かせください。
奥様
今回のリフォームで2階はまったく手をつけなかったので、お金がそろったら考えていきたいです。
でも今後のリフォームは、東京に住んでいる息子次第というのもありますね。
彼がお嫁さんを連れて戻ってきたら2階を息子用にリフォームする必要があるし、戻ってこなかったら2階を主人のスペースにして1階を私のスペースにするとか、いろいろ考えてはいます。
担当者の声
奥様から逆に学ばせていただきました。
今回のリフォームでは、奥様のご要望がかなり明確でしたので、それを実現するためにこちらかもいろいろと提案させていただきました。キッチンは最終的にL型にしましたが、最初はI型など、さまざまな形のものを何パターンも提案しました。奥様からアイデアがポンポンと生み出されるので、私もそれに負けじとついていくのがやっとでしたね。でも「どうしよう」と悩むよりも「こうしたい」と前向きな方でしたので、奥様と一緒になって考える感じでした。こちらも勉強させていただくことが多いリフォームでしたね。
天童店 志田美香さん