ご両親が安心して暮らせる空間への変革

ご両親の笑顔を支える、安心の二世帯住宅リフォーム

ご両親がご高齢になり、足腰の不便さを感じるようになったことをきっかけに、分譲マンション暮らしの中で新たな生活の形を模索されたお施主様。娘夫婦との二世帯住宅の実現を目指し、より安心で快適な環境を作るための家づくりが始まりました。ご両親が過ごされる空間は、13帖程の増築を施し、既存の居住空間からの生活動線も考慮しながらも家族との繋がりを感じられる、暮らしやすさに配慮した設計にしました。 駐車スペースへのアクセスをよりスムーズにするため、外壁を隅切りにデザインしました。これにより、車の出入りが格段にしやすくなり、空間全体の流れも自然で美しく整いました。
TV回りのデザインには、洗練された雰囲気と機能性を兼ね備えたこだわりを詰め込みました。背面にはエコカラットを採用し、見た目の美しさだけでなく、空間全体の空気をクリーンに保つ効果も実現。さらに、上部からはダウンライトを設置し、TV画面を美しく照らしながら、柔らかな光で空間全体に温かみをプラスしています。
お施主様が「ものを捨てられない」とおっしゃっていたことを受けて、収納に関しては徹底的に工夫を凝らしました。
まず増築部分には小屋裏収納を採用し、日常的に使用するものから、季節物や思い出の品まで、すっきりと収納できる空間を確保。
また、洋室のクローゼット内には細かな仕切りを設け、指定されたサイズの衣類収納や小物類が取り出しやすく整理整頓されるよう配慮しました。
ひとつの洋室の中に様々な収納を設け、使い勝手と美しさを兼ね備えた空間に仕上げました。
これにより、お施主様の気持ちに応えるとともに、無駄なくより広々と感じられるように工夫しました。