くらしのコラム
意外と知られていない!?畳の交換や表替えのタイミング

毎日何気なく使っている和室も、気がつけば畳がボロボロになっていたという経験はありませんか。畳は使っていくうちに徐々に傷んでくるため、定期的にメンテナンスが必要になります。でも、そのタイミングついてははっきり知らないという方も多いでしょう。そこで、今回はどのくらいの年数で交換や表替えをしているかというアンケートを取ってみました。

【質問】
畳の交換、表替えのタイミングを教えて下さい。
【回答数】
2~3年:3
5~6年:16
7~8年:19
10年前後:34
それ以上:28
見た目がきれいなら問題なし!?
アンケートの結果、「それ以上」と答えた方が28人と一番多い結果となりました。
・畳の状態が悪くなった時、とくにささくれが目立つようになった時。(30代/男性/パートアルバイト)
・畳の色が変色した時には交換や表替えをしたいと思いますが、それ以外は交換するつもりはありません。(50代/男性/会社員)
・なかなか交換するにも費用がかかるので、結構そのままにしています。(40代/女性/無職)
・畳の交換タイミングとか考えた事がないです、だからよくわからないですだ10年以上してないかも(30代/男性/会社員)
・表替えきっかけがわからないので、まだしていない。実家でも10年以上変えていなかったので。(40代/女性/専業主婦)
「それ以上」と回答した方の中で目立ったのが、見た目にはっきりと状態が悪くなってきたときに交換するという意見でした。いざ交換となると、それなりの費用が気になるという方が多いようです。確かに10年以上使っていても、きれいな状態であればそのままで良いという考え方には納得される方も多いのではないでしょうか。次に多かったのは、きっかけが分からないという回答です。普段からきれいに使っている方や絨毯などを敷いている方なら、きっかけが掴みにくいのかもしれませんね。
ボロボロになったときがベストなタイミング!?
アンケートの結果、「それ以上」28人についで、「10年前後」34人、「7~8年」19人という結果になりました。
・大体長年使っていると、畳がこすれて、ささくれが出来てくる。そのささくれがカスとなり、畳がみっともなくなるから。また、日に焼けて畳が黄ばんでくる。安い物ではないので簡単には交換できないが、おおよそ10年使う前には交換している。(30代/女性/無職)
・母親が決めるが、お金に余裕があるとき。 尚且つ大きな傷や汚れがあった時(30代/女性/無職)
・2年ぐらいすると畳がボロボロになってしまうのでそのタイミングで変えている(10代/男性/学生)
「10年前後」を選んだ方には、ちょうど10年前後で見た目にも劣化が見え始めるころだからという回答が多く見られました。頻繁には交換できなくても、10年という区切りの良さと畳の状態とのバランスを考えると、ちょうど合うのが「10年前後」といえそうです。しかしながら、2年でもボロボロになると答えた人方もいることから、使用頻度や環境によって大きく左右されるということもうかがえます。でも、やはり本音としてお金に余裕がある時という方は多いようですね。
いざというときに困らないために
畳の交換、表替えの時期については、実はそんなには詳しくないという方が少なくないようです。アンケートの結果でも、傷みが目立ち始めた頃に検討するという方がたくさん見られました。やはり年数に関わらず傷みがひどい畳では、お客様が来たときに気軽に部屋にお通しすることもできませんよね。使い方によって状態が変わってくるため、何年で交換しなければいけないと一概には言えませんが、予算が許すのであれば一つのきっかけとしてリフォームや引っ越し、大掃除などのタイミングで交換しておくのも良いかもしれませんね。
- 調査地域:全国
- 調査対象:年齢不問・男女
- 調査期間:2016年09月14日~2016年09月28日
- 有効回答数:100サンプル
2016.11.23