近年、日本人に好まれているインテリアの種類は?

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近年、日本人に好まれているインテリアの種類は?

おうちくらぶでは、117名のミセスの方に2011年2月25日~2011年3月24日の期間に「一番好きなインテリアの種類」についてアンケート調査を実施しました。

この結果から見えてきたのは、シンプルなイタリアンモダンが2006年以降も人気がある一方で、北欧スタイルがそれに迫る人気を集めだしている、ということです。
いったいなぜ、さまざまな種類があるインテリアの中でこんなにも北欧スタイルが人気なのか理由を探ってみましょう。

北欧と日本との共通点

そもそも北欧とは、アイスランド、スウェーデン、デンマーク、グリーンランド、フェロー諸島、ノルウェー、フィンランド、オーランド諸島の5ヶ国3地域の国々のことを指します。

地理からも分かるように北欧では冬が厳しく長いため、長く家にいても居心地よく過ごせるような空間作りを好む傾向があります。

日本でも2000年代の不況により「イエナカ」という言葉が流行しましたね。
家での居心地よさを求めだした日本人に、北欧スタイルはまさにうってつけ、と言えるでしょう。

美意識に関しても似ているとの指摘もあります。
世界的に美しいとされるのは「黄金比(1:1.618)」です。

例えば、ミロのビーナスやパリの凱旋門などに見られます。
しかし日本人にとってより美しいと感じるのは、「白銀比(1:1.414)」と言われています。
これらは、日本絵画や法隆寺などに見られ、昔から日本人にとって馴染みがある比率です。

「白銀比」は「黄金比」よりも柔らかな雰囲気を醸し出すと言われています。
「黄金比」を追い求めない北欧独特のシンプルでありながら柔らかな空間を作り出すインテリアが、日本人の好みと合致したのではないでしょうか。

北欧スタイルの特徴とは?

北欧のインテリアの特徴は、基本的にシンプル&ナチュラルを追求したデザインでありながら、機能性も重視している点です。

森や湖といった自然に囲まれた風土の影響もあり北欧のインテリアには、木の素材が活かされています。

また、動物や植物のモチーフを取り入れることで、シンプルながら温もりを感じられるインテリアに仕上げられています。

さらに、北欧のインテリアに使用されている色にも特徴があります。
厳しい冬が長く続くと、気分がふさぎ込んでしまう方もいます。
そんな自然と上手く共存していくためにも、インテリアにはカラフルな色を取り入れています。
木がもつ優しさと色が自然と馴染むことで、心安らぐ空間が生まれるのです。

さまざまな種類があるインテリアですが、家の居心地の良さを追求しようと考えている方は、北欧スタイルを取り入れてみてはいかがでしょうか。

2015.04.30

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