くらしのコラム
意外と知らない?住宅リフォーム時の減税・補助金制度

とはいえ、相当な費用がかかることは気になるところ。これを減らせるかもしれない国の減税・補助金制度が、実は結構あるのですが、これらを皆さんがどのくらい知っているのか、アンケートをとってみました。

【質問】
住宅リフォームをする際の国が行っている減税・補助金制度、あなたは知っていますか?
【回答数】
住宅ローン減税:33
リフォーム減税(耐震・バリアフリー・省エネ):20
省エネ住宅ポイント:12
太陽光発電の余剰買取制度:34
既築住宅における高性能建材導入促進事業:1
ほんとに得?みんなの注目度の高い、太陽光発電の余剰買取制度
アンケートの結果太陽光発電の余剰買取制度を知っていると答えた人が最も多い結果になりました。
・太陽光発電はお友達もやっていて結構余裕が出てきたりするのよって言っていました。だから私もやってみたいと思っています。(30代/女性/会社員)
・太陽光発電関係だけは何となく聞いたことがある程度で認知していましたが、他のものは全く知りませんでした。よく調べないと損をしてしまいそうですね。(30代/女性/専業主婦)
・自宅を新築するならば、ソーラーパネルを設置したいと思っているので、ぜひ利用したい。(30代/女性/パートアルバイト)
・実際に太陽光発電を行っているのは、余剰買い取り制度があるからです。(20代/男性/会社員)
近年ニュース等で取り上げられることの多い、太陽光発電に関する制度については、多くの方が知っているようですね。自宅にパネルを付けただけで電気代の節約になったり売電できるのは魅力的ですし、本当に得なのか、エコなのか、みなさんの関心が高いように思えます。リフォームや新築を機に太陽光パネルを設置してみたいと検討を前向きに考えている人も多いようです。
よく聞く住宅ローン減税。実はリフォームでも対象になるんです。
アンケートの結果太陽光発電の余剰買取制度に次いで住宅ローン減税・リフォーム減税(耐震・バリアフリー・省エネ)の順になりました。
・住宅ローン減税という言葉をたびたび聞くので、なんとなくですが知っています。(40代/女性/自由業・フリーランス)
・住宅を建てた時に、減税ローンを実際に利用してマイホームを購入しました(30代/男性/自営業(個人事業主))
・一番詳しいのはバリアフリーですかね。今ちょっと祖母の家を改築しようと検討中です(30代/女性/パートアルバイト)
・家族の誰かが体が不自由になった時、バリアフリーのリフォームに利用したい。(50代/女性/自由業・フリーランス)
住宅ローン減税という言葉はよく耳にすると、知っている方が多いようですね。住宅ローン減税とは、住宅ローンを借りて住宅を購入した時に所得税が控除される「住宅借入金等特別控除」という制度のことです。ちなみに実は新築でなくても、要件に該当していればリフォームも所得税の住宅ローン控除を受けることができるんですよ。
リフォーム減税は「耐震」「バリアフリー」「省エネ」の一定要件を満たすリフォームを対象として所得税から一定額が控除されるというものです。住宅のバリアフリー化をした人や希望する人にとっては是非活用したい制度として広く知られているのでしょう。
使用したいけどよく知らない。リフォーム時の減税・補助金制度
我が家もそろそろリフォームしなくてはと考えている方、いつかはリフォームがしたいと考えている方、その資金計画というのは重要な問題です。国が行っている減税・補助金制度は結構数があり、コメントからはみなさんの関心が高いことがわかりました。しかし、どの制度も要件があったり、内容が複雑でが分かりにくかったりと、あまり詳しくは把握していない方が多いようです。ニュース等で取り上げられるものに対しては関心も高く、活用されている方も見受けられました。バリアフリー化、耐震化、また中古住宅のリノベーションなど、多様化し拡大しているリフォーム産業ですが、減税・保証制度を正しく知って賢く利用したいですね。
- 調査地域:全国
- 調査対象:年齢不問・男女
- 調査期間:2015年06月02日~2015年06月16日
- 有効回答数:100サンプル
2015.07.01