くらしのコラム
インテリアで変わる!「くつろぎ空間」の作り方

他人の目を気にせず、プライベートな時間を過ごせる自宅の空間。
外出から帰宅した時など、「やっぱり自宅が一番落ち着く」と感じる方は多いと思います。
ところが、自宅でリラックスできないと感じている人が意外にも多いということがわかりました。
既婚女性318名を対象に行ったアンケートによると、「あなたはご自宅で、リラックス出来ていますか?」という質問に対して、「あまり出来ていない」と回答した方が全体の25%に。
「全く出来ていない」と回答した2%の方とあわせて、全体の27%が「自宅でリラックス出来ていない」という結果に!
家の広さや立地など、住環境に満足できない点があるという方もいらっしゃるでしょうが、ちょっとしたインテリアのコツを押さえることでリラックスしやすいお部屋作りはできるものです。
自宅をリラックスできる「くつろぎ空間」にするためのポイントをお伝えします。
データ・画像参考
*おうちくらぶ『居心地のよい住まい』についてのアンケート結果(2013/12/12~2014/01/20実施)
http://www.ouchiclub.com/result/result42.htm
すっきり空間がリラックスのカギ

先ほどご紹介したアンケートで、自宅でリラックスできていないと回答した方のご意見として「なかなか片付かない」「部屋が汚い」といったものが見られました。
物が多くごちゃごちゃとした印象の部屋は、視覚的に落ち着かないもの。
リラックスできるお部屋作りのためにまず目指したいのは、「すっきりとした空間」です。
部屋をすっきりと見せるコツは、家具の色や高さを揃えること。
特に高さを低めの家具で揃えることで圧迫感がなくなりすっきりとした印象になります。
丈の低い家具に収まりきらないほどのモノがある場合は、思い切って不要なものを処分すると、よりすっきりとした空間になりますよ。
また、家具は部屋のあちこちに点在させるよりも、ある程度まとめて置いて、室内にすっきりしたスペースを作るのもポイントです。
リラックスできる部屋の色は?

すっきり感を出すためにインテリアの色を揃えるのが良いとお伝えしましたが、よりリラックスを求める場合は色の選び方にも注意しましょう。
清潔感あふれる「白」や、お洒落な「黒」などは、モダンで洗練された印象の部屋作りに向いていますが、長時間過ごす自宅に取り入れると、やや疲れやすい色でもあります。
リラックスを重視する場合には避けた方が無難な色だと言えるかもしれません。
逆に落ち着きや癒し、リラックスをもたらす効果がある色は、「青」「緑」「茶」「ベージュ」 「ピンク」などが挙げられます。
くつろぎを意識した部屋作りの場合は、こうした色の中から好みのもので部屋の印象をまとめてみるのがおすすめです。
小物や照明で癒しを演出

部屋のレイアウトや色づかいで大まかな印象を決めたら、小物や素材感などでも癒しの空間作りを
意識しましょう。
布製品などは天然素材のものを選ぶようにすると落ち着きをもたらしてくれます。
明るすぎる照明は疲れる原因に。
夜のリラックスタイムには間接照明を活用したいところです。
また、観葉植物や切り花など、植物を部屋に飾ることもおすすめ。
自然に接することで癒し効果が期待できます。
自宅でくつろげないと感じている人はもちろん、今の自宅の空間が気に入っているという方も、
よりリラックスできる空間作りの参考にしてみてくださいね。
2014.11.20