くらしのコラム
ホンネを聞き出して母親好みのリフォームをプレゼントしよう!

家のリフォームを実施するとしても、その範囲は広くて、また目的や誰のためなのかによっても内容が異なることも少なくありません。そこで、もしも子どもが母親のためにプレゼントするとしたら、家のどんな場所をどんな風にリフォームしてあげたいと思っているのか直接ホンネを聞き出してみようとアンケートを実施しました。

【質問】
母親にリフォームをプレゼントするとしたら?
【回答数】
孫を連れて行ける広いリビングのリフォーム:1
使いやすくて機能的なキッチンのリフォーム:38
安全や健康に配慮したお風呂・洗面所のリフォーム:22
安全に配慮したバリアフリーのリフォーム:24
趣味などを楽しむ部屋にリフォーム:9
その他:6
やはり過ごす時間が長い場所だからこそのリフォーム
アンケートの結果、使いやすくて機能的なキッチンのリフォームが多い結果となりました。
・父が全く料理ができないので、母にとってキッチンのリフォームは嬉しいからです。(20代/女性/正社員)
・調理師免許も持っていて料理が好きな母なので、使い勝手のいいキッチンがいい。(30代/女性/専業主婦(主夫))
・今のキッチンが狭いため、2人以上で作業しやすいようにしたいから。(10代/女性/学生)
紹介した代表的なアンケートの回答からは、やはりキッチンは母親が日頃からよく使う場所で、さらに家族がいっしょに作業できたり、料理がしやすくなるなどの声が聞けました。特に夫婦でいっしょにとか、母と娘がいっしょにというような今度の使い方の変化にも関心があるのも特徴です。
これまでは家事に追われて来た所があった母親のライフスタイルが、少しずつ変化してくる時期とちょうど重なるのでしょう。扱いやすいキッチンになれば、母親にとって嬉しいプレゼントとなるはずです。
行く先々まで準備しておきたいから
アンケートの結果、機能的なキッチンに次いで、安全に配慮したバリアフリーのリフォーム、安全や健康に配慮したお風呂・洗面所のリフォームの順となりました。
・今後の事を考え、住みやすいバリアフリーリフォームをしてあげたいです。(30代/女性/専業主婦(主夫))
・年を取るごとに体が衰えてきて、今の家だと不便になると思うので。(20代/男性/パート・アルバイト)
・歳をとるとちょっとした段差でもつまずいて怪我の原因になるので。(20代/女性/正社員)
・お風呂と洗面を整えたら、すごく家事が楽になると思うので。キッチンは物を減らす方が先。(40代/女性/個人事業主)
・自分の祖父母が実際にお風呂や洗面台をリフォームし、とても使い勝手がよく住みやすそうだったから。(30代/女性/専業主婦(主夫))
2番目多かったバリアフリーでは、行く先々まで考えての使い勝手に配慮されるリフォームを行いたいという回答が聞けました。3番目となるお風呂や洗面所についても、この先も見すえた使いやすさにこだわる回答が目立ちました。
体力が衰えてからも安心して使えるバリアフリーに人気があるのは、バリバリと仕事や家事をこなして来た母親が少しこの先を見すえた時にプレゼントされたいリフォームと言えそうです。また、お風呂や洗面所なども広さや高さなどで大きく使い勝手が変わるからこそ、これからの使い方に合わせたいということなのでしょう。
ライフスタイルに変化を迎える時期とも重なるから
忙しく子育てを行なって来た母親も、子どもが成長してライフスタイルに変化が生まれて来ます。そんな時期にリフォームをプレゼントされると、気になっていたキッチン、バリアフリーなどに加えてお風呂や洗面所と変化が起こる場所が気になってくるのでしょう。リフォームの良いところは、建てた時にはちょうど良かったものが、変化によって使いにくくなったり、使わなくなったりした場所を調整できるところにあります。
特に主婦である母親にとって、扱いやすいキッチンは気持ちが良いだけでなく、時短もできて生活全体に潤いが生まれる場所でもあるのでしょう。
- 調査地域:全国
- 調査対象:年齢不問・男女
- 調査期間:2017年03月02日~2017年03月16日
- 有効回答数:100サンプル
2017.05.15
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