くらしのコラム
注目!断熱リフォームの効果とは?

同じ家にずっと住んでいると不便を感じたり、家の一部が傷んできたりすることってありますよね。不便さの中には断熱効果に関係するものもあるのではないでしょうか。特に戸建住宅や築年数が古い家屋は、すきま風などにより保温機能が低い特徴があります。そこで、今回は断熱に注目して、リフォーム後のメリットについてアンケートをとってみました。

【質問】
断熱リフォームをして(住まいの断熱性能をあげて)よかったことは?
【回答数】
エアコンの効きがよくなった:23
電気代が安くなった:35
朝起きる時、寒くなくなった:9
家の中の温度差がなくなり快適になった:18
家族の、健康改善になった:1
足元だけ寒いということが無くなった:11
その他:3
一位は電気代!やっぱりお金は大切!
アンケートの結果、「電気代が安くなった」が一番多い結果となりました。
・エアコンを使わなければいけないほど暑い、寒いと感じることが減ったので結果として電気代が安くなった。(40代/女性/個人事業主)
・光熱費の削減出来たことが、1番良かったことだと想います。省エネ生活がしたかったので。(40代/女性/専業主婦(主夫))
・今までは冬の電気代が悩みの種でしたが、断熱性能があがったおかげで随分と安くなりました。(30代/女性/専業主婦(主夫))
・今まで冬場は春秋の倍近い電気代がかかっていたのがリフォームをしてからは3割増し程度に抑えられた(30代/男性/派遣社員)
・エアコンを使う回数が減ったので、家計にも身体にも優しいからです。(40代/男性/正社員)
断熱効果が高まると夏でも冬でもエアコンを使用しなくても生活できるようです。また、エアコンの風に弱い人もいるため、エアコンの稼働時間や回数の減少すると、身体への負担も減るメリットがあると言えるでしょう。冬場の電気代が安くなったことを理由にしている人が多いため、断熱したことによる経済的な効果は、冬場の方が大きいことが分かります。
断熱効果が高まると健康的?その理由は?
アンケートの結果、「エアコンの効きがよくなった」、「家の中の温度差がなくなり快適になった」が続きました。
・温度差がなくなるので、今話題になっている血圧サージのリスクもかなり改善されたと感じています。寒くて布団から出たくない、ということも減ったので大変快適だからです。(30代/女性/個人事業主)
・冬の過ごし方が変わりました。今までは朝が寒くて布団から出ずらかったのですが、寒いのは変わりませんが、寒くて耐えらないような寒さではなくなったので、布団から出れるようになりました。(30代/男性/経営者)
・エアコンの設定温度を低めに設定しても、効きが良くなったと感じるからです。(40代/女性/専業主婦(主夫))
・以前は床が冷たくて歩くのも大変でしたが、今は断熱材が入っているので安心して過ごせるようになりました。(20代/女性/個人事業主)
朝の寒さが楽になったという回答から、断熱リフォームによる効果を感じやすい時間帯は、一日の中で一番気温が下がる早朝なのかもしれません。また、効果については、体感だけではなく設定温度など目に見えるもので感じられるようです。さらに、断熱材により快適になったことから、足元の暖房にもメリットがあると言えるでしょう。
お金と健康にメリット!断熱リフォームがおススメ!
アンケートの結果から、エアコンの使用回数や設定温度などを下げても快適に過ごせ、電気代が節約できることが分かりました。また、エアコンを使わないことや部屋の温度差がなくなることで体にかかる負担も減り、断熱リフォームには経済面と健康面でメリットがあると言えるでしょう。まずは、窓に断熱材としてプチプチを貼ったり、分厚いカーテンに変えたりするなど簡単なところから始めつつ、断熱リフォームを検討してみてはいかがでしょうか。
■調査地域:全国
■調査対象:年齢不問・男女
■調査期間:2017年12月26日~2018年01月09日
■有効回答数:100サンプル
2018.03.01