くらしのコラム
見たくなかった!私の生活を振り回す憎いヤツ!

日本人は世界でも類を見ないほど勤勉な人種だと言われています。キビキビと動き回ったあとには、のんびりとリラックスしたい気持ちにも頷けます。しかし、解放感たっぷりの至福タイムに何やらカサカサと不穏な音が…。こうなるともう、いてもたってもいられませんよね。「家の何処かにヤツがいる!」…そこで立ち上がったあなたが取る行動は何ですか?
今回は自宅内で虫を発見した時にどう対処するかについてお話を聞いてきました。100人の女性が対象です。

【質問】
家の中に虫が出た時、あなたはどうしますか?
【回答数】
退治する:55
逃がす:22
無視する:4
誰かに助けを求める:19
かかってこい!平穏な生活は私が守る!
アンケートの結果、「退治する」が一位に輝きました。
・家に入ってしまった虫の種類にもよりますが、大抵は自分で即効退治しています。(20代/女性/パートアルバイト)
・新聞紙を丸めて叩て殺します。だって気持ち悪いからです。殺さないと気がすまないからです。(30代/女性/パートアルバイト)
・逃がすという頭の回転よりも、たいてい手が先に出てしまって気が付いたときには退治してしまっています。(10代/女性/パートアルバイト)
・基本自分で殺虫剤で苦しめます。小さい虫の場合はティッシュを使って掴んで殺します。(20代/女性/パートアルバイト)
・特にゴキブリは、一匹いたら10匹いると思えと言われているので、確実に死ぬまでたたきのめす。(30代/女性/専業主婦)
5割半の方が虫退治に乗り出してきました。外から侵入してきた羽虫などならいずれ出ていくかもしれませんが、ゴキブリやノミのように、家の中でもお構いなしに繁殖を繰り返す虫だと困りますよね。背筋が寒くなる以前に、どんな寄生虫や病原菌を体に付けて運んでいるかが視認できないことも不安のひとつかもしれません。白アリだった場合は時間だけでなく家も食い潰されてしまいます。また、蚊のようにまわりをプーンと飛び回られると無意識の内に叩いてしまうでしょう。
森へお帰り!小さな虫にも優しく柔軟な対応を!
アンケートでは、「逃がす」が二位に選ばれ、三位には「誰かに助けを求める」がランクイン、そして四位は「無視する」という結果になりました。
・殺めるのは恨まれそうで嫌。無視もできない、近寄ってきたら嫌だ。逃すしかない。(40代/女性/専業主婦)
・退治した後の処理が困るし、殺すのもかわいそう。何とかして外に追いやって自然に帰すようにしている。(20代/女性/専業主婦)
・虫にも命があるのでむやみに退治しない。出来るだけダメージを与えないよう外に逃がす。(30代/女性/会社員)
・自分では怖くて触れないので、夫か息子を呼んで捕まえて逃がすか、退治してもらいます。(40代/女性/専業主婦)
・ケースバイケースですか、ほっとく事が多いです。自分の生活に支障がなければそのままにしてます。(30代/女性/公務員)
逃がすように心がけている方が2割弱います。一寸の虫にも五分の魂。その虫の気持ちになってみると簡単に殺すなんて戸惑ってしまいますよね。殺さずに済むものなら自然にリリースしてあげたい気持ちにも頷けます。レスキューを依頼する方も見られました。虫の存在を視界に入れたくないというほど苦手な方には賢明な手段です。対処してくれる家族がいるなんて頼もしいですね。また、放置を選択した方もいました。いずれ虫も目の届かない所へと移動していくでしょう。わざわざ虫のために時間を割くのももったいないかもしれません。
もう大丈夫!虫が入ってこないお部屋作りをしよう!
アンケートに寄せられた回答では、殆どの方が目の前に現れた虫に振り回され、貴重な時間を費やしていることが分かりました。もし、虫を上手く退治したり、外へ放り出したりできずに家の何処かに潜り込まれてしまったら、それこそ気になって何も手につかなくなるかもしれません。
あなたの快適な生活や大切な時間を守るためには自宅のチェックをしてみるのもポイントのひとつ。家の構造や使われている材料などを変えてみることで、虫が集まりにくく繁殖しにくい空間へとレベルアップできる場合もあるようです。
いくら追い払っても虫に困らされているという方は、一度専門業者に相談してみては如何でしょう。
- 調査地域:全国
- 調査対象:【性別】女性
- 調査期間:2016年05月20日~2016年06月03日
- 有効回答数:100サンプル
2016.06.30
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