くらしのコラム
親と子で幸せに暮らしたい!二世帯住宅で取り入れたい設備とは?


【質問】
二世帯住宅を建てるなら取り入れたいものは?
【回答数】
太陽光発電などのエコ対策:9
広い庭やバルコニーなどアウトドアの共有スペース:21
二世帯が集える室内の共有スペース:19
手すりや段差解消などのバリアフリー対策:47
その他:4
やっぱり心配なのは介護!バリアフリー対策が最も人気!
アンケートの結果、最も人気の高かったのが「手すりや段差解消などのバリアフリー対策」でした。
・やっぱり将来介護をすることを考えると、バリアフリーは欲しいですね。(30代/女性/正社員)
・いつ両親が介護が必要になるかわかりませんので、バリアフリー対策を行っておくのは大切なことだから(30代/男性/正社員)
・一人一人が快適に過ごせるという意味で、バリアフリーは大切だと思うため。(40代/女性/正社員)
・バリアフリーの方が将来自分たちが長く住むという点でも住みやすいと思います。それに、いつ何があるかわからないので、身体が動くのであればどんな状態でも生活できるように、まずは家を整えたいと思うから。(20代/女性/正社員)
二世帯で暮らす場合、子どもにとって最も心配事となるのは親の介護でしょう。その意味でも、多くの人がバリアフリー対策に強い関心を持っているのは頷ける結果といえます。また、親にとって必要なだけでなく、将来の自分たちにとっても必要となる設備だという意見も多く見られました。今はもちろんのこと、将来にわたって家族のメンバーがそれぞれ快適に過ごせるような家にしたいと思っている人の多いことがうかがえます。
みんなで集まれる共有スペースを準備したいという声も多数!
二番目に多かったのが、「広い庭やバルコニーなどアウトドアの共有スペース」でした。その次に「二世帯が集える室内の共有スペース」と続き、「太陽光発電などのエコ対策」を取り入れたいという声も挙がりました。
・生活を豊かに感じられる、また3世代通して自然・アウトドアの共用・教育に役立てると考えました。(30代/男性/無職)
・庭でみんなで集まってバーベキューしたり、子どもがいるので庭で遊ばせたり、家庭菜園などができるので広い庭を取り入れたいし、洗濯物も広々と干せるから!(30代/女性/専業主婦(主夫))
・普段はお互い干渉されずに生活できるが、何かある時(例えば家族の誕生日など)にみんなで集まれる場所が欲しいので。(30代/女性/専業主婦(主夫))
・二世帯住宅を建てるにあたり、光熱費などの固定費を少しでも浮かすことで、他のところにお金を使いたいと思うから。(30代/男性/パート・アルバイト)
二世帯住宅を建てるとしても、それぞれの生活スタイルにはできるだけ干渉しないようにしたい、という人が多いようです。だからこそ、庭やバルコニーのほか、室内の共有スペースを設けることで定期的にみんなが集まれる場所を用意したいという意見が多く見られました。そのほか、二世帯で暮らすとなるとどうしてもかさんでしまうのが生活費です。まずはその削減を重要視したいというのも、うなずける意見なのではないでしょうか。
二世帯で暮らすことのメリットとデメリットをよく考えて!
アンケートの結果、二世帯で暮らすことのメリットとデメリットのどちらを重視するかによって取り入れたい設備が異なることが分かりました。「家族で気軽に集まれる」というメリットを重視する人は、それに適した庭やバルコニーなどを取り入れることでより豊かな暮らしを実現できるでしょう。一方、二世帯で暮らすことには、親の介護をしなければならなくなったり、生活費が多くかかってしまったりするなどデメリットもあります。二世帯住宅を建てる際には、そのようなデメリットに対してもしっかり対策をとっておくことが大切です。メリットを活かしつつデメリットを少しでも減らすことによって、充実した暮らしを送れるようになるでしょう。
■調査地域:全国
■調査対象:年齢不問・男女
■調査期間:2018年06月11日~2018年06月25日
■有効回答数:100サンプル
2018.07.01
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