くらしのコラム
いつも何が困る?衣替えについて


【質問】
衣替えの季節、何が困る?
【回答数】
クリーニングが面倒:12
しまう場所、出しておく場所が無い:22
気候が不安定でいつ衣替えしたらよいか分からない:42
衣替えのやり方が分からない:1
衣替えはしない(常にオールシーズンの服が出ている):20
その他:3
異常気候の要因もありタイミングが掴めない!
アンケートの結果、気候が不安定でいつ衣替えしたらよいか分からないが100人中42名と最も多い回答となりました。
・暑くなったり寒くなったりするので、半そでにするべきか長袖にするべきか困ります。(30代/男性/個人事業主)
・もう涼しくなってきたと思って、夏服を片付けても暑い日には必要になってしまいます。そのせいで夏服が9月の下旬頃まで置いてあることがあります。(20代/女性/無職)
・ころころ天気が変わるので、毎回毎回どうしたらよいものかと困っているからです。(20代/女性/学生)
・衣替えをした途端に季節が変わって、一人だけ先走って衣替えしているみたいになる時が困ります。(40代/男性/正社員)
・全部一度にまとめて済むと楽だが、どうしてももう少し着るかもしれないと思うものがあって、一度に済まない(30代/男性/個人事業主)
コロコロと天気が変わるなどの意見が多数見受けられます。一度衣替えをしようと決心しても、その後にまた天気が変わってしまい、せっかく長袖を出したのに、また半袖が必要になるということもあるようです。やはり、日本の天気の不安定さが影響しているのではないでしょうか。昔のように、衣替えの季節が6月と10月というように一定にはいかないことがわかります。毎日の天気予報などを監視しながら、衣替えの判断を自力で行う必要があるのではないでしょうか。
収納しておく場所がない!日本の住宅事情が浮き彫りに
アンケートの結果、しまう場所、出しておく場所が無いという回答が2番目に多い回答となりました。次いで、衣替えはしない、クリーニングが面倒、衣替えのやり方がわからないという回答が続きました。
・今住んでいる家は収納スペースが狭いため、結構、出したままの衣類が多いです。(40代/男性/正社員)
・たくさんあるので、しまうところにいつも困ってしまうということがあります。(30代/女性/派遣社員)
・暑かったり寒かったりする季節は半袖も長袖も出しておきたいけど、収納に限界がある。(40代/女性/パート・アルバイト)
・クローゼットに、オールシーズンの衣服を収納しています。引き出しごとに季節で分けて収納しているので、特に困ることはありません。ただ、場所は限られるので、服を増やしたいときは古いものや飽きた服の処分が必要です。(40代/女性/派遣社員)
家のスペースが狭く、閉まっておく場所がない、収納に限界があるなどの、日本の住宅の狭さや、収納場所のなさが浮き彫りとなる意見が多く出されています。日本の住宅は狭い家が多いため、タンスなどを置くと生活スペースが狭くなってしまい、生活が困難になってしまう場合もあるのでしょう。また、衣替えをしないという考え方も見られました。このような場合は、ウォークインクローゼットなどを作って、通年の衣服をしまっておくのもひとつの方法でしょう。
異常気象と日本の住宅事情で衣替えにも変化が
アンケートの結果を参照すると、日本の異常気象からか、衣替えのタイミングが掴めないなどの意見が多く寄せられていることがわかりました。また、シーズン外れの服をしまっておくスペースがないという日本の住宅事情も浮き彫りとなる結果となりました。少数派意見としては、家の建築時にウォークインクローゼットを作って、通年の衣服をしまっておくという考え方も見られます。今後の日本の事情を考慮すると、収納に関する悩みを解消するためにも、リフォームを検討する必要があるのかもしれません。
- 調査地域:全国
- 調査対象:年齢不問・男女
- 調査期間:2018年09月03日~2018年09月17日
- 有効回答数:100サンプル
2018.10.29