リフォームの最終案は妻と夫のどちらが決めるべき?

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リフォームの最終案は妻と夫のどちらが決めるべき?

新しい年度を迎えるにあたって、毎日暮らす家の設備をリフレッシュしたいという方も多いのではないでしょうか。キッチンや水回りといった、家のなかでも利用頻度の高い場所をリフォームすることで、まるで新築に移り住んだような、気持ちのいい日々を過ごすことができます。

ただ、家の中のデザイン・使いたい機器などは好みの違いもあるため、夫婦間での意見の調整が問題になってくるかもしれません。

他の家庭では、いったいどのようにしてリフォームの最終決定を下しているのでしょう。そのあたりの実情に切り込むべく、アンケートを実施しました。

リフォームする部分の機器や色など、最終的に誰が決める

【質問】

新年度に向けて気分一新!いろいろリフォームする予定だが、リフォームする部分の機器や色など、最終的に誰が決める?

【回答数】

夫:7

妻:13

二人で:44

専門家の意見を踏まえて:22

その他:14

夫婦のメリットを最大に活かす!二人で決めるという意見が最多に

「リフォームのことは二人で決める」という意見が最も多く、全体の約4割を占めました。

・ざっくりとイメージは夫に決めてもらい、細かい部分は私が決めると思います。(30代/女性/専業主婦)

・妻だけでは設備的なことがわからず、夫だけでは使い勝手についてわからないと思うので。(40代/女性/会社員)

・一人で決めるより相談して意見を出し合って決めた方がいろんな角度から考えられると思うので。(40代/女性/自営業(個人事業主))

・基本的には家にいることが多い妻の希望になると思いますが、私がどうしても嫌な色などは避けてもらったりすることはあると思います。(40代/男性/会社員)

妻と夫で、それぞれの得意分野を分担して決めるという意見が目立ちました。最初の30代女性の家庭では、全体像を夫が決め、細部を妻が詰めるという担当になっているようです。一方、2番目の40代女性の場合は、夫が設備の機能面を押さえ、妻が実際の使い勝手を見るという分担みたいですね。

以上のことから、どのような役割を担当するのかは、各家庭によって異なることが分かります。夫婦ごとの性格や得意分野しだいで、さまざまな分担の形式があるということですね。

また多角的に物事を見ることができる点も、二人で決めるメリットとして挙がっています。女性と男性、それぞれの感性や判断基準の違いを上手に活かすことができれば、よりよい決断を下すことができそうですよね。

安心できるのは「専門家」の意見!そして夫婦円満の秘訣とは?

リフォームのことを決めるのは「専門家」という意見が2番目に多く、次いで「妻」「夫」の順に並びました。

・家族の意見や希望は色々ありますが、専門家の意見を取り入れないと、安全面や機能面で後々困ることになるのではと心配だからです。(30代/女性/会社員)

・家に基本的に居るのは妻なので、妻が使いやすいようにリフォームするため。(20代/男性/自由業・フリーランス)

・夫がお金を出して買った家なので、家具はもちろんですが、リフォームする部分の機器や色についても最終的には夫が決めます。(30代/女性/専業主婦)

・相談はされるかもしれませんが、最終的には妻の意見で通すのが円満の秘訣だと思うからです。(30代/男性/会社員)

家族だけの意見で決めるのに不安がある場合、専門家にアドバイスをもらうのも一つの方法です。「あとで困ったことが起きないように」と、保険の意味もかねて専門家をあたるケースが多いみたいですね。

また、「家のことをよく知っているから」という理由で妻の意見を重視するという家庭もあるようです。それとは反対に、「お金を出すのは夫」という根拠により、夫が決定権を握っている家庭もあります。このあたりは、日頃から主導権を握っている方が、リフォームに際しても同じように決定権を振るうケースが多いようです。

最後の30代男性のように「夫婦円満」を第一に考えて、あえて一歩引くというやり方もアリかもしれませんね。

リフォームの決定権を通じて見えてきた各家庭の実情とは?

リフォームの決定権をめぐるなかで、夫婦や家庭のあり方というものが見えてくる今回のアンケート結果でした。上手に役割分担をしている夫婦もあれば、どちらかの主導で決める家庭もあり、それぞれうまく機能している様子がアンケートを通じて伝わってきましたね。

「お金を出すのは夫だから」「家にいるのは妻だから」という意見は、どちらももっともであり、衝突を避けるためにあえて相手に譲るという態度も、状況次第にでは必要になってくるのかもしれません。

リフレッシュするためのリフォームなのですから、気持ちよく物事を決めていけるよう、互いに配慮したいものですね。

  • 調査地域:全国
  • 調査対象:年齢不問・男女
  • 調査期間:2016年01月19日~2016年02月02日
  • 有効回答数:100サンプル

2016.03.08

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