くらしのコラム
みんなはこう考えていた!キッチンは何年でリフォームが必要?

毎日の暮らしに欠かせないキッチンは、その使い心地が生活の快適さを左右する重要な設備です。使用頻度も高く、長く使い続けていくためにはリフォームが必要になることも。とはいっても、実際はどれくらいでリフォームが必要になるのでしょうか?そこで今回のアンケートでは、みんなが考えるキッチンの耐用年数について調査を行いました。

【質問】
キッチンはリフォームするまで何年は使うもの?
【回答数】
5年以内:2
10年くらい:15
15年くらい:20
20年くらい:30
25年くらい:12
30年以上:21
実は何となくの節目感?多数派の実態とは
アンケートの結果、一番多い回答は「20年くらい」となりました。
・リフォームするには大掛かりなのと、金銭的に高価なものなので、壊れなければリフォームの必要はない。20年くらい経つとどこか不都合がでてくると思う。(30代/女性/個人事業主)
・子どもが生まれた頃から使い始め、だいたい子どもが成人したくらいにという目安がある。(20代/女性/正社員)
・決定的なダメージがなければ何年でもしないけど…でも20年くらいが節目かな?(40代/男性/正社員)
・理想と現実のずれ、製品自体の耐用年数もあるだろうが、20年は快適に使えないと困るだろうという考えです。(30代/男性/正社員)
実際にリフォームしたり耐久性の限界を感じたりするという回答もありましたが、最も多かったのは、20年くらいが節目なのではないかという漠然としたイメージが中心の回答でした。キッチンのリフォーム工事は大がかりになる場合が多く、金額的にも大きな負担となることが想定されるため、できれば20年くらいはもって欲しいという願いがあるのかもしれませんね。
10年~15年ほどで耐久性に問題を感じ始めるものの…?
2番目に多かった回答は「30年以上」と「15年くらい」がほぼ同票。次いで「25年くらい」、さらに「10年くらい」と続きました。
・湯沸かし器やガスコンロの交換などはあっても30年以上は使えそうです。(40代/女性/個人事業主)
・自分の経験から、新築マンション購入後10年~15年くらいで色々な設備が壊れ始めてきました(食器洗浄乾燥機、システムキッチン)
・実家のキッチンが家を建てて25年くらいでリフォームしたと思うからです。25年も使うとキッチンの給湯器や水道、収納など、すべてが時代遅れなものだったので、リフォーム後はとても使いやすくなりました。(30代/女性/正社員)
・コンロなどは10年も経てば、かなり性能がアップするからです。(40代/男性/正社員)
多くの回答からは、10年ほどでコンロ、15年ほどで食洗機の耐久性を意識するという傾向がありました。全体としては、15年ほどでリフォームの必要性を感じ始めるものの、実際にそのままキッチン全体のリフォームを行う場合と、故障した部分のみを修理して長く使い続けていきたい場合に分かれるようです。大がかりなリフォームを行わない場合にも、換気扇やコンロ、食洗機などは耐久年数を超えると故障したり、より使いやすい最新型に変更したくなったりと、プチリフォームが必要になるようです。また、少数派となった「5年以内」からは、こまめに不具合をチェックしてその都度リフォームすべきという回答もありました。
上位3位までのキッチンのリフォームを考える平均は約22年!
最も多かった「20年くらい」の回答を支持するように、1位~3位までの回答である全体の70%の平均は21.6年という結果になりました。設備の故障などの問題が発生するまでそのまま使い続けていきたい人が多いなか、設備には耐久年数があることをあらかじめ考慮してリフォーム時期を意識している人も多くいました。費用さえかからなければ、できれば定期的に最新設備にリフォームしたいという回答もありました。リフォームに合わせてお金の積立をしているという回答もあり、そのときに備えて準備しておくことが大切かもしれませんね。
■調査地域:全国
■調査対象:年齢不問・男女
■調査期間:2019年03月18日~2019年04月01日
■有効回答数:100サンプル
2019.04.02
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