くらしのコラム
全国調査! 災害に備えた対策をしていますか?


【質問】
“我が家の防災”ルールは、何ですか?
【回答数】
非常用持出袋の用意:23
非常食の備蓄:27
水の確保(浴槽・雨水タンク):16
家族内での避難経路の設定:19
靴を寝室に常備:1
その他:14
被災後の生活には食料の確保が最優先
アンケートの結果、「非常食の備蓄」が一番の人気となりました。
・大規模災害時は買い物に行けなくなる可能性があり、食べ物がないと困るため。(50代/女性/個人事業主)
・日常的にできるのでしています。消費期限が近づいたら食べてしまうようにして、回転するようにしている。(20代/女性/学生)
・子どもが小さいので、非難するのが難しいから、出来る限り家で過ごせるように、食事が大切。(30代/女性/専業主婦(主夫))
・子供にアレルギーがあるので、その子が食べ物に困らないように用意してます。後、飲料水も多めに用意!寝る部屋には避難袋とヘルメットを用意してます。(30代/女性/パート・アルバイト)
食料の備蓄を支持した意見を見ると、皆さんが災害時に一番心配しているのが食事であることがわかります。特に、小さいお子さんやアレルギー体質の方が家族にいる場合は備蓄の重要性が高まるようです。災害がなくても備蓄品は食べられるので、「日常的な買い置き」に近いイメージで対策されている方も多いのかもしれません。
すぐに持って避難できることが大切
アンケートの結果、2番目に多い回答は「非常用持出袋の用意」でした。
・とりあえず必要なものを一つにまとめておくことで、いざという時、それももって避難すれば良いので安心できる。(30代/女性/学生)
・地震を経験したのでそれ以来非常用持ち出し袋は玄関にすぐに持って行けるように用意しています。(40代/女性/専業主婦(主夫))
・いつでもとりだせる場所に置き場所を決め家族周知し、いざという時の為にシュミレーションしてます。(30代/女性/正社員)
・非常用持出袋は、玄関の隣の部屋に置いてあります。今飲んでいる薬は重要なので、とりあえず袋には入れています。(60代/女性/個人事業主)
非常用持出袋が支持されているのは、いざという時にサッと持って行けるところにあるようです。災害の規模によっては自宅にとどまれない可能性がありますから、持病で医薬品が必要な人には欠かせないのではないでしょうか。持出袋を玄関の近くに置いている意見が多いことから、自宅が大きく損壊することは想定していない(その前に避難する)ことがうかがえる結果となりました。
食料と物資の確保が定番の対策だった
アンケートの結果、食料の備蓄と非常用持出袋の用意が大きく支持を集めました。災害時でも食事は欠かせないため、ある程度の準備は大切ですね。用意した食料は平常時でも利用できるので、効果と取り組みやすさが両立した対策だといえそうです。非常用持出袋の用意は、単純に物資を用意しておくだけではなく、すぐに持ち出せる形で用意しておくことに意味があるようです。避難が必要な段階になってから物資をまとめていては、命に関わることもあるのかもしれません。
■調査地域:全国
■調査対象:年齢不問・男女
■調査期間:2017年06月28日~2017年07月12日
■有効回答数:100サンプル
2017.09.29
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