くらしのコラム
気になる夫婦の寝室事情!共用がいい?それとも別々?

結婚を機に、夫婦一緒の生活を始める人も多くなります。また、新生活に合わせて住居選びをした人もいるかもしれません。住居を探すときは、使い勝手のいいことはもちろんですが、夫婦の寝室の配置も大きな課題になるのではないでしょうか。結婚して家庭を持っているみなさんがどのように考えているのか、気になりますよね。そこで、夫婦の寝室は「共用」か「別々」かについて、既婚男女100人の考え方をうかがってみました。

【質問】
夫婦の寝室は共用派、別々派?
【回答数】
寝室は別々:28
できれば別別にしたい:19
一緒がいい:53
過半数の人からは、夫婦一緒の寝室を推す声が!
アンケートの結果、「一緒がいい」と答えた人が最も多いことがわかりました。
・会話をしやすいし、震災や泥棒が入ったときなど、何かあったときに一緒にいた方がいいと思います。(40代/女性/パートアルバイト)
・例えば、お互いに急に体調が悪くなった時など早く気付きやすいと思うので、一緒の寝室で休んでいます。(30代/女性/専業主婦)
・ずっと仲良い関係を続けるには、一緒であること必要であると思うから(20代/男性/会社員)
・夫の方がわけたがらないので、それに従っています。私も生活習慣(同じ時間に寝て同じ時間に起きる)を同じにしていた方が円満に過ごせると考えています。(30代/女性/専業主婦)
・ケンカしたときなど仲直りしやすいです。またその日の雰囲気も話さなくても感じとれるので一緒が良いです。(30代/女性/専業主婦)
53人の男女は「寝室は一緒がいい」と考えているようです。震災など予期せぬできごとに対応しやすいとの声や、体調の急変に気付きやすいとの意見が挙げられました。夫婦の関係を良好に保つためにも、同じ時間と空間をともにすることも不可欠なのかもしれません。また、このような考え方は男性側に多い傾向もみられました。結婚生活を継続するためには、いいことばかりではありませんが、一緒に寝起きすることでお互いの絆を深め合えるのではないでしょうか。
3割近くの人は寝室を別々に!さらに、できれば別々との意見も!
アンケートの結果、「寝室は別々」に次いで「できれば別々にしたい」の順となりました。
・中年になり妻が私のいびきで夜眠れなくなるからと寝室はいつの日からか別々になり現在に至る。(60代/男性/契約派遣社員)
・主人は暑がりで、私は寒がり。いつもエアコンの温度調整が上手くいかないので別々に寝ています。(40代/女性/専業主婦)
・今は一緒に寝ていますが、いびきが気になるのでできれば別がいいと思います。(30代/女性/専業主婦)
・就寝時間が合わないので、可能ならば別々にしたいです。部屋がないために、現在は不可能ですが。(40代/女性/自由業・フリーランス)
28人の男女は「寝室は別々」を希望しているようです。また、実際に別々のところもみられました。「いびき」が夫婦間の距離を遠ざけるとの意見が多いことがうかがえます。暑がりと寒がりなど、お互いの体質が合わないときは別々で就寝したほうがいいのかもしれません。
「できれば別々にしたい」と答えた人は19人。こちらは女性に多く、「いびき」がネックになるほか、ライフスタイルが異なることも挙げられました。また、部屋数などの問題で、別室就寝に踏み切れないようですね。
このように、「寝室は別々」と答えた人は既に実現しているケースが多く、「できれば別々にしたい」を選んだ人との大きな違いではないでしょうか。
一緒の就寝は夫婦の絆を深められる一方で、熟睡の妨げにも!?
アンケートの結果、就寝時には夫婦一緒の寝室を希望する人が最も多く、回答者の過半数になることがわかりました。就寝時も夫婦一緒に過ごすことで、お互いの絆を深められるだけでなく、不測の事態にも対応しやすいようです。その一方で、「いびき」などの音や生活スタイルの違いなどが熟睡の妨げになるのかもしれません。夫婦別々での就寝の実現はともかく、「寝室は別々」と「できれば別々にしたい」を合わせると半数近くになることもわかる結果となりました。住宅のリフォームや引越し時などは間取りを見直すいい機会ですが、こちらのアンケートがヒントになるといいですね。
- 調査地域:全国
- 調査対象:【結婚】既婚
- 調査期間:2016年05月20日~2016年06月03日
- 有効回答数:100サンプル
2016.07.08
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