くらしのコラム
食べることは生きること!食生活へのこだわりは何?


【質問】
昔ながらの手作りの食生活、何かやっていますか
【回答数】
漬物(ぬか床など):13
味噌づくり:6
ジャムづくり:14
麺打ち:3
梅干し・梅酒づくり:21
パン・ケーキ・クッキーづくり:31
その他:12
パン・ケーキ・クッキーづくりが人気!作業場所や保管場所が課題
アンケートの結果、「パン・ケーキ・クッキーづくり」と答えた人が最も多いことがわかりました。
・材料が高騰化している、調理をする場所がない、作りすぎて保管できない(10代/女性/学生)
・お菓子を作るとき、調理道具を揃えるまではいいのですが、頻繁に使わない道具の保管をいつも悩んでいます。(30代/女性/専業主婦(主夫))
・作りたてより、すこし日にちを置いた方が味がなじんでおいしいが湿気を避ける保管がむずかしい(20代/女性/正社員)
・パン用の自然酵母を貯蔵する時に、冷蔵庫のスペースをとってしまいます。(40代/男性/正社員)
パンやケーキなどを手作りする人が多いようです。材料費が掛かるほか、調理や調理道具の収納場所が確保できないことがわかりました。作りすぎたときや作り置きをするときに、保存に適した場所を用意することも大事ではないでしょうか。自然酵母を保存するために冷蔵庫を狭くしてしまうとの意見も寄せられています。それを解決するには、大きい冷蔵庫の購入が必要かもしれません。パンやケーキづくりなどを楽しむためには、作業スペースや保管スペースのほか、冷蔵庫の置き場所についても検討の余地があるようですね。
梅干し・梅酒やジャムなど!保存や消費に困っている人も
アンケートの結果、「梅干し・梅酒づくり」に次いで「ジャムづくり」「漬物(ぬか床など)」「味噌づくり」「麺打ち」の順となりました。
・梅酒は作るまでは楽しいのですが、空きスペースが少なく保存中の置き場所(涼しく暗い)に悩んでいます。(40代/女性/無職)
・湿度や気温が高くなると、傷みやすくなるのでなるべく早く消費するようにしている。(30代/女性/専業主婦(主夫))
・ぬか漬けが好きでつけているのですが、場所を取るのが悩みです。(30代/女性/専業主婦(主夫))
・大量に作るので作ったり保管したりするスペースを確保しなければならず苦労する。(40代/男性/専業主婦(主夫))
・保存料や防腐剤を使用せずに作るため、出来あがった麺が日持ちしないことです。(40代/男性/正社員)
冷暗所がない(梅干し・梅酒づくり)、場所を取ってしまう(漬け物)、スペースの確保に苦労する(味噌づくり)といった意見が挙げられています。せっかく作ったのに、置き場所に困る様子が見て取れました。痛みやすくなるので早く消費する人(ジャムづくり)や、日持ちしないことを悩む人(麺打ち)がいることもわかりました。味噌など、まとめて作ったほうがよいものもあります。また、保存料などを使わない点が手作りならではの特徴ですが、それだけに、食べきれないときには無駄になるのかもしれませんね。
住宅リフォーム時には食品や道具の置き場所の十分な確保も!
アンケートの結果、パンやケーキなどを手作りする人が最も多く、全体の約3割を占めることがわかりました。作る場所や調理器具の置き場所など、収納がネックになるケースが多いようですね。このような傾向は、二番目以降の回答からもみられます。作ってからの置き場所を確保することも大変ではないでしょうか。せっかく作ったのに、傷んで食べられなくなることは避けたいところです。
住まいに不便さを感じる人は、リフォームに踏み切ることも選択肢の一つです。また、リフォームを検討しているみなさんは、食品や調理器具の置き場所の確保を重視するとよいかもしれませんね。そのときは、こちらのコメントを参照することをおすすめします。
- 調査地域:全国
- 調査対象:年齢不問・男女
- 調査期間:2017年05月29日~2017年06月12日
- 有効回答数:100サンプル
2017.07.22