くらしのコラム
今や常識かも?ソーラーパネル発電システムを設置したいですか

太陽光により発電を行う、ソーラーパネルは、家の電気代を節約出来るだけではなく、時には売電をして副収入を得るなど経済的なメリットが大きいシステムとして知られていますよね。ただ設置するには場所も必要ですし、設備費も必要など、ハードルは高いかもしれません。そんなソーラー発電ですが、家をリフォームをする際に付けたいと思う人はどのくらいいるのでしょうか。

【質問】
家を持つ時やリフォームをする時、 太陽光発電を検討したいと思いますか?
【回答数】
検討したい:53
検討する気はない:47
ライフラインの面でも、経済的な面でもメリットが大きい
アンケートでは設置したいという人が53人と半数を上回りました。
・せっかくなので太陽光発電を設置して、オール電化にした方が、停電等が無くなるので安心(20代/女性/専業主婦)
・災害の時にも役立ち省エネや環境にもいいというイメージなので。(20代/女性/パートアルバイト)
・電気料金の節約ももちろんですが、地球環境に優しい家を建てたいと考えています。(40代/男性/会社員)
・屋根や屋上を有効活用し、自宅の電気をまかなえたり、電気を売ることで収入を得られるなら検討したい。(20代/女性/専業主婦)
・我が家はとても電気代が高いので、少しでも安く済むなら検討したいです。 蓄電や電機を売ることが出来るのもポイントが高いです。(30代/女性/専業主婦)
災害時の対策、エコ的な観点、副収入が得られるといったポイントを支持の理由にあげている人が見られました。災害が報道されると、ライフラインに対する不安も高まりますが、自宅で発電できるのならば、生活のレベルも維持しやすく、安心して過ごせそうですね。また増税など家計が苦しい家庭にとっては副収入があれば、こちらも生活レベルを落とさなくて済みそうです。安全面、経済面の両方で生活の維持に役立つといえるのではないでしょうか。
立地的な条件で、設置するハードルが高い
一方で検討する気はないという人も、半数近い47人でした。
・初期投資が高く、その回収には何年もかかるそうなので、今現在余裕はない。(20代/女性/専業主婦)
・維持が大変ですし、雪国なので壊れることも多いと思います。ですので検討しません。(30代/女性/会社員)
・隣近所との距離が近い都市部では難しいと思うので。もし、田舎に住むのなら検討してもよい。(40代/女性/契約派遣社員)
・北海道なので、雪が多いと降り積もると使えないような気がするので、必要ないような気がします。(50代/女性/パートアルバイト)
・そんなにお得になるとも思わないし、後々のメンテナンスが面倒くさそう。(30代/男性/会社員)
検討しない理由としては、家のある場所による条件面、初期投資費用の高さ、メンテナンス性などを上げている人が多くいました。雪国は屋根に雪が積もるので、発電できる時間も少なく、破損の危険性に常に気を配る必要があるのでしょう。手をかけずに発電してくれるから導入する意味があるのであり、手間がかかるものは避けたいようです。また家の購入やリフォームと一緒に行うとなると、すでに多額のお金を使っているので、こちらまで回す余裕が無いという人も多いのでしょう。
興味をもつ人は数多い。ハードルが下がることが重要
アンケートでは、ほぼ半々の回答となりました。ただ検討をしない人は、雪国であったり近所との都合だったりするなど立地的な条件で置けないというケースが多く、設置が可能な場所に住んでいたら、検討を考える人も多いのかもしれません。
災害に強い、売電収入があるという2つのメリットを非常に大きいものと考える人も多く、チャンスがあれば取り組みたいという潜在層はかなりいるとも言えそうです。
初期投資費用の低下や、設置できる場所の増加や緩和など、ハードルが下がっていけばソーラー発電を行う人が増え、エコな社会も実現できるかもしれませんね。
- 調査地域:全国
- 調査対象:年齢不問・男女
- 調査期間:2016年05月20日~2016年06月03日
- 有効回答数:100サンプル
2016.07.15
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