くらしのコラム
暑い夏にエアコンは必須!でも気になる電気代…どうする?


【質問】
暑い季節に気になる光熱費、どうしてますか?
【回答数】
太陽光発電システムを導入している:3
LED電灯や冷蔵庫など省エネ仕様にしている:12
エアコンの温度調節をこまめにする:40
特に何もしていない:24
その他:21
エアコンの使い方に一工夫「つけっぱなし」「扇風機を併用」
最も多かった意見は「エアコンの温度調節をこまめにする」で、40パーセントの人が回答しています。
・エアコンの温度を数度上げるだけで費用が違うので、エアコンの温度調節をこまめにするを選びました。(30代/女性/無職)
・エアコンは28度の設定し自動運転にして24時間つけっぱなしにしておきます。去年はそのほうが電気代は安くなりました。28度に設定後、扇風機をつけておくと意外とひんやり感じるもので、設定温度を1度あげたことも何日かあります。(50代/女性/パート・アルバイト)
・エアコンを使えばすぐに冷えて便利ですがやはり光熱費が気になります。温度設定による体の冷えすぎも良くない。なので部屋の風通しを良くして、着るものも気をつけています。(40代/女性/専業主婦(主夫))
設定温度を1℃上げると電気代がいくら違う、あるいはエアコンをつけたり消したりこまめにするよりもつけっぱなしの方がかえって安い、など、様々な情報を仕入れては実践して節電に努めている様子が回答からはうかがえます。また、節電だけではなく冷やし過ぎは体のために良くないという意見も見逃せません。扇風機を併用するなどして冷やし過ぎずに快適さを保つというのは、電気代の節約と同時に健康管理の観点からも有効な手段といえそうです。
打つ手がなく困っている人がいる一方で賢く節電する人も
続いて2番目に多かった意見は「特に何もしていない」で24パーセント、以下「LED電灯や冷蔵庫など省エネ仕様にしている」「太陽光発電システムを導入している」と続いています。
・特に何もしていません。最近は暑さが異常で、熱中症のほうが恐いので。(40代/男性/正社員)
・光熱費を気にしてはいるものの、一日中家に居る事は殆どないので、特に何も対策をしておりません。(40代/女性/専業主婦(主夫))
・今はLEDライトなど、省エネ仕様にできるものがあるので、省エネ対応が出来るものは省エネにして光熱費を押さえている。(20代/女性/正社員)
・日中家にいる人が気兼ねなく電気を使えるよう太陽光発電システムで発電し気兼ねなく冷房を使えるようにしています。かつLED電灯や冷蔵庫など省エネ仕様にしているので電気の売電ができるほど、光熱費を抑えられています。(20代/女性/パート・アルバイト)
「何もしていない」という意見がありますが、していないというより「できない」と考えている人が多いようです。確かにエアコンを使わない、あるいは設定温度を上げることで節電しようとすれば、熱中症のリスクが高まる恐れもあります。そこで注目されるのが、他の家電を省エネ仕様にする、ということです。LED電球や省エネ家電などの導入で節約できる電力量は意外と高いようで、太陽光発電でおつりがくるという意見があるのも注目に値するでしょう。
エアコン以外の節電方法なら年間の電気代削減にもつながる
猛暑の夏、かさむ光熱費に皆さんが頭を悩ませている様子がアンケートの回答から伝わってきます。節電をエアコンの使い方一点に絞ってしまうとおのずと限界がありますが、それ以外にも省エネ家電や太陽光発電の導入など様々な方法があり、実際に効果を上げている人がいるというのは心強いことではないでしょうか。エアコン以外の方法で節電ができるとなると、年間を通じて電気代が大幅に減らせることも考えられますから検討してみるのもよさそうです。
■調査地域:全国
■調査対象:年齢不問・男女
■調査期間:2018年06月11日~2018年06月25日
■有効回答数:100サンプル
2018.07.08