住宅の印象を決める『外壁』のキレイを維持する方法

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住宅の印象を決める『外壁』のキレイを維持する方法

住宅の印象を決める上でもっとも重要なのは外壁です。

人も建物も「第一印象」が占める割合は大きく、住宅では第一印象を与えるのが外壁と言えます。
外壁以外のエクステリアも重要ですが、多くの住宅で真っ先に見られるのは外壁です。

また、汚い外壁をそのままにすることで外壁そのものの腐食にもつながっていくので、定期的なメンテナンスによってキレイを維持することが大切になってきます。
ここでは多く外壁に取り入れられている「モルタル」「タイル」「サイディング」の3つのメンテナンスについて紹介します。

外壁メンテナンスの時期

目安としては5年に一度、外壁のメンテナンスを行うようにしてください。
壁材によってもサイクルは違ってきますが、5年に一度を目安とすれば大きな問題は起きにくくなります。
モルタル壁に関しては3年程度を目安とした方が良いかもしれません。

また、大掃除の時など年に一度でも構いませんので、なにか異常がないか軽くチェックしてみてください。
モルタル壁の亀裂やひび割れ、タイル壁のはがれやひび割れ、コーキングの劣化などが見られた場合、5年が経過していなくても業者を呼んでメンテナンスをすることをおすすめします。

モルタル壁のチェックとメンテナンス方法

住宅の印象を決める『外壁』のキレイを維持する方法

亀裂やひび割れが起きている場合には、まず幅をチェックしてみてください。
幅が1ミリ以下のような小さいものであれば問題が起きる可能性は低いです。
少し大きなものは、充填剤によるメンテナンスが必要となります。

また、モルタル壁は汚れがつきにくい仕上げ材が塗られていますが、住宅がくすんで見えるようになれば塗り替えの時期となります。
外壁リフォームが必要となるのは30年後程度と言われていますので、定期的なメンテナンスで寿命までキレイを維持するようにしてください。

タイル壁のチェックとメンテナンス方法

住宅の印象を決める『外壁』のキレイを維持する方法

モルタル壁と比べると塗替えなどがない分、メンテナンスが簡単な外壁と言えます。
チェックしておきたいのは壁のひび割れや破損などです。
多少の変色については耐久性の面からはメンテナンスは必要ありませんが、キレイを維持するために高圧洗浄などを行うのもおすすめです。

ひび割れや破損に関してはメンテナンスが必要となります。
雨水が侵入することで壁だけでなく建物全体へ影響することもあります。
ひび割れなどはアクリル樹脂の吹付けにより、張り替えることなくメンテナンスを行うことができます。

またタイルの場合は剥落の危険性もあるので、剥がれそうな場合は剥落防止のメンテナンスを行うようにしましょう。

サイディング壁のチェックとメンテナンス方法

住宅の印象を決める『外壁』のキレイを維持する方法

メンテナンスフリーと謳われることもあるサイディング外壁ですが、壁材ではなく「継ぎ目」であるコーキングが傷んでいてきます。
コーキングにひび割れなどが起きるとここから雨水が侵入してしまいますので、メンテナンスが必要となります。

また、寿命は長いもののサイディングボードも次第に劣化していきます。
張替えのリフォームもありますが、上塗りのメンテナンスを行うことも可能です。
上塗りは安価にはっ水性を得られるので、メンテナンスにおすすめです。

なお、上塗りした状態でのメンテナンスの目安は「軽く触った時に粉が手につく」ことです。
こうなると改めて上塗りするか、張替えのリフォームを考える必要があります。

2015.04.30

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