くらしのコラム
友人・知人を招くリビング空間づくりのポイント


既婚女性318名を対象に行ったアンケートによると、「ご自宅に親しい友人を招いた時、どこで過ごしていますか?」という質問に対して「リビング」と回答した方が全体の78%を占めました。
リビングと言えば家族だんらんのスペースですが、友人を招くスペースとして活用されているご家庭も多いことがわかります。

また、「もし家を新築するとしたら、親しい友人を招く場所はどんな空間にしたいですか?」という質問に対しては、 「ソファなどでゆったりと寛げる空間」を選んだ方が48%、「カフェカウンターのようにお茶の準備中も気軽におしゃべりできる空間」を選んだ方が28%という結果に。
やはり親しい友人を招くなら、互いに気を使いすぎることなく気軽に過ごせる空間が理想と考える方が多いと言えそうですね。
今回は、親しい友人を招くことを視野に入れた空間作りのポイントをお伝えします。
データ・画像参考
*おうちくらぶ「居心地のよい住まい」についてのアンケート結果(2013/12/12~2014/01/20実施)
http://www.ouchiclub.com/result/result43.htm
来客導線とプライベート空間を分ける

間取りからプランニングできるのであれば、玄関からリビングまでの導線はなるべくわかりやすく、短くなるようにするのが良いでしょう。
この来客導線と、家族の個室やバスルームなどのプライベート空間をなるべく分けるようにするのがお勧めです。
トイレや洗面所などはお客様も使うので、これらは玄関近くなどのわかりやすい場所にあるのが便利です。
あらかじめ来客が多いことが想定されるなら、家族用とは別に来客用のトイレや洗面所などを設けるのも良いでしょう。
ダイニングテーブルとソファの向きは合わせて

最近のご家庭の間取りは、リビングがダイニングキッチンと一続きになったLDKスタイルが主流ですね。
友人を大勢招いてホームパーティーを開催する場合なども、ダイニングテーブルとソファセットがあれば大人数の席が用意できて便利です。
この場合に意識したいのが、ダイニングテーブルとソファのレイアウトです。
ホームパーティーなど大人数の友人を招いてワイワイと楽しむことを前提とするならば、互いに背中を向けることがないよう、ダイニングテーブルとソファの向きを揃えた配置がお勧めです。
歓談しやすくなりますよ。
ソファ周りには大き目のラグを

ソファセットの下には大き目のラグを敷くことで、ソファやダイニングテーブルの席が足りない場合に、床に座って寛ぐことができます。
テーブル周りの床に直接座る場合を考えるなら、そのままごろんと横になれる程度の大きさ(一辺が200cmぐらい)のものを選ぶのが良いでしょう。
ラグを選ぶ場合には、肌触りの良さや、部屋のインテリアになじみやすい色づかいかどうかにも注目しましょう。
また、何かと汚れやすいものですので、自宅で洗濯できるタイプのものを選べばいつも清潔に保つことができて快適ですよ。
2015.04.30
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