くらしのコラム
あなたの住まいはどうですか?冬に多いこんなお悩み

12月に入り、冬も本番。寒い日が続き、お家で過ごされる時間も長くなるのではないでしょうか。
寒い外から帰ってきたとき、家の中が暖かいとホッとしますよね。
ダイニングでは、暖かいお鍋を家族で囲んだり、トイレや脱衣室でも家族が寒くないようにと暖房器具が使われているお住まいもあるようです。
皆さん、寒さ対策には取り組んでいるものの、やはり悩みはまだまだ尽きないようです。
そこで、この寒い冬の時期、皆さんが暮らしの中でどんなお悩みを感じているのかを調査してみました。

【質問】
冬、住まいのお悩みはありますか?
【回答数】
エアコンが常時つけっぱなしで、電気代が気になる:16
朝、部屋が寒くて布団を出るのがつらい:14
窓の結露がひどい:28
脱衣所が寒くて、お風呂に入る時がつらい:15
エアコンを付けても暖かくなるのに時間がかかる:3
足元が冷える:11
換気をしたいが、室温が下がるので出来ない:5
その他:8
冬といえばやっぱり、イヤな結露が悩みのトップ
アンケートの結果、窓の結露が多いというお悩みを挙げる方が最も多い結果となりました。
・結露防止テープを貼っているのですが、それでも毎朝雑巾で拭き掃除です。(50代/女性/専業主婦(主夫))
・マンションに住んでいるので部屋の中は暖かいですが、とにかく窓やドアの結露がすごくて、カビが生えないように掃除をするのが大変です。(40代/女性/個人事業主)
・とにかく結露。押入れの納戸の中や寝室の窓の結露が多くて、カビが発生しやすいので。(30代/男性/正社員)
・毎朝、窓にびっしりと結露がつく。カーテンが濡れてカビが生え、不衛生になるのが嫌。(40代/男性/正社員)
・毎朝結露ワイパーを使って対応しているけど、面倒くさいのでこの冬こそはなんとかしたい(30代/女性/無職)
結露の悩みがトップなのは、気密性が高く、暖気を逃がしにくい暖かい家の増加にともない、結露が発生しやすくなっているからかもしれません。
室内外の温度差と湿度により結露が発生します。ですから頻繁に換気をすれば結露を防ぐことはできますが、部屋が寒くなってしまうことから、多くの方が発生した結露を拭き取ることで対処を試みているようです。
しかしアンケートからも読み取れるように、毎日の拭き掃除には労苦を感じている方がほとんどで、室温を下げず結露を防ぐ抜本的な解決方法が望まれそうです。
どうしても使ってしまうエアコンの電気代が気になる!
アンケートの結果、2位以下はエアコンが常時つけっぱなしで電気代が気になる、脱衣所が寒くてお風呂に入る時がつらいの順になりました。
・特に寒い地域ではありませんが、老犬がいるので、エアコンは必須です。犬が調子を崩すと電気代レベルの出費ではすみませんし、何より可哀想なので、少しでも快適に過ごして欲しいと思い、電気代を気にしながらも欠かさず利用しています。(50代/女性/専業主婦(主夫))
・古い家なので隙間風がひどいが、小さな子供がいるので常に暖房を入れざるを得ず、電気代が掛かる。(30代/女性/専業主婦(主夫))
・寒いのが苦手でエアコンは常につけっぱなしになってしまうので、冬の電気代が春秋の倍以上になってしまうのが悩み。(40代/女性/専業主婦(主夫))
・脱衣所には洗濯機や洗面台などがあり、暖房を置くスペースもないので冬はとても冷えます。(20代/男性/個人事業主)
石油ストーブを使用するよりも安全で空気も汚れないという理由でエアコンを使用する家庭は多いですが、やはり気になるのは電気代。
電気代は気になるものの、家族やペットのことを考えるとエアコンをつけっぱなしもやむを得ないといった心境も窺えます。
脱衣所のお悩みも多く、脱衣所は狭く、寒さ対策がしにくいところが悩みどころであるようです。
小さな暮らしの悩みも、毎日続けば大きなストレスに。
冬の住まいの悩みはとても多いですね。
寒い冬を暖かく、快適に、経済的に過ごしたいという共通の思いがあるように感じます。
毎年発生する結露、毎年かかる電気代…その場しのぎの対策をしても、根本的な解決に繋がらず、同じ悩みを繰り返してはいませんか。
冬に限らず、オールシーズンを通して住まいの悩みを根本から改善できるリフォームを考えてみてはいかがでしょうか。毎日をストレスなく、快適に過ごすアイデアが見つかるかもしれませんよ。
- 調査地域:全国
- 調査対象:年齢不問・男女
- 調査期間:2017年12月01日~2017年12月15日
- 有効回答数:100サンプル
2018.02.01
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