くらしのコラム
家族みんなが気持ちよく暮らすために行いたい家事の軽減ポイント


【質問】
共働きで、またこれから共働きをするとしたら・・・、いちばん軽減したい家事は何ですか?
【回答数】
料理:33
皿洗い・片づけ:21
洗濯:13
アイロンがけ:5
部屋の掃除:20
風呂の掃除:2
トイレの掃除:2
その他:4
疲れていても毎日絶対やらなければならない負担感が苦痛
軽減したいと思っている家事の1位は、アンケートの結果では料理でした。
・毎日しなくてはならない料理が軽減されるととても助かります。フルタイム働いて帰宅後に献立を考えて作るのは負担になることも多いので、お惣菜やレトル食品の利用や時々の外食など夫の理解も大事ですね。(50代/女性/専業主婦(主夫))
・料理以外はその時その時にやれば大掃除にはならないけれど、料理だけは毎日の事なので。 下ごしらえをして冷凍出来る物はするが、なかなか全部は出来ないです。(40代/女性/専業主婦(主夫))
・毎日するものなので少しでも負担は減らしたいです。一番分担に協力しています。(30代/男性/正社員)
・一番時間がかかる家事だから。他の内容は夜でも出来るが、食事は時間関係なく用意しないといけないから。(20代/女性/専業主婦(主夫))
・毎日やらなくてはならない家事で、少なくとも朝・晩共に必要なので、極力簡単なメニューにする、又、デリバリーを利用する。(60代/男性/経営者)
一番軽減したい理由として、毎日しなければならないことだからという回答が目立ちます。掃除や洗濯など、料理以外の家事であれば疲れていれば翌日に回すこともできます。料理は、どんなに疲れていてもやらなければいけないということが負担に感じているという意見が多いです。ルーティンで献立を考えるということが頭脳を使うので苦痛に繋がることと考えられます。
料理は仕方ないとしてもそれ以外の家事は・・・という本音
料理に続いて軽減したい家事は、皿洗い・片付けが2位、部屋の掃除が3位の結果になりました。
・共働きなら同じ条件だし、料理はするとしても部屋の掃除は分担したい。(20代/女性/学生)
・料理をするのは良いが、後片付けが得意ではないので、選んだ。毎日のことなので、手伝ってもらえたら本当に助かると思う。(40代/女性/正社員)
・自分でも料理するのですが、食事が終わり満腹になってリラックス、散らかった台所、汚れた食器を見ると片付けたくなくうんざり、なのでこれを一番やってほしいと思いますね。(50代/男性/個人事業主)
・最低限毎日ご飯は作っているので、洗い物ぐらいは週に3回ほどはしてほしいです。その間に子供をお風呂に入ったりなど時間短縮できます。(30代/女性/専業主婦(主夫))
軽減したい家事NO1の料理については、毎日やらなければならない家事だという認識があり、仕方がないと考えられているようです。一番大変な料理をすることで、片付けや掃除などのパワーは残っていないというのがアンケートの結果から見えてきます。自分が料理を作るなら掃除などは相手にやってほしいという期待があり、期待通りにならないことが負担の原因であるともいえます。掃除や片付けは毎日絶対やらなければいけない家事ではないけれど、散らかったり汚れたりしている部屋も嫌だというジレンマが軽減したい家事の上位になる理由と考えられます。
負担軽減にはお互いの理解と協力が大切
軽減したい家事のアンケート結果は、家族が気持ちよく暮らしていくために必要な家事が上位にランクインしてします。毎日の食事や、キレイで片付いた部屋に住むために片付けたり掃除したりすることは、必要であるという認識があるからこそ、やらなければならないと負担に感じてしまうのでしょう。家事の負担を軽減するには、お互いに家事を協力しあったり、外部サービスを利用して上手に手を抜くことへの理解が大切なことが見えてきますね。
- 調査地域:全国
- 調査対象:年齢不問・男女
- 調査期間:2017年02月22日~2017年03月08日
- 有効回答数:100サンプル
2017.04.22
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