くらしのコラム
そこが知りたい!子どもの独立後に理想的な住まいとは?


【質問】
子どもが独立してからの住まい、理想のスタイルは?
【回答数】
子世帯との二世帯住宅:6
夫婦二人の暮らしに合わせてリフォーム:31
戸建てからマンションへ移住:11
都心など様々な施設が近い場所へ移住:22
生まれ育った街へのUターン:3
自然豊かな地方へ移住:19
その他:8
最も多いのはリフォーム!夫婦ふたりに合った住空間を希望
アンケートの結果「夫婦二人の暮らしに合わせてリフォーム」と答えた人が最も多いことがわかりました。
・部屋を趣味部屋にリフォームして、一日中没頭しようと思っています。(30代/男性/個人事業主)
・2階建ての家を1階建てにリフォームして夫婦でゆっくり過ごしたいと考えています。(20代/女性/無職)
・寿命が延びているとはいえ健康で長生きできる可能性は決して高くはないので、バリアフリー化や車椅子や介護ベッドの利用が出来るようなリフォームが必要だと思います。(40代/女性/正社員)
・住む土地ごと変えるのは大変だし、二人だけだと家が大きすぎるので適度にリフォームしたい(20代/女性/学生)
リフォームといっても、いろいろなスタイルがあるようです。自分たちの楽しみを重視したいとの声や、住宅を縮小希望するとの意見も寄せられています。バリアフリーを意識した間取りも必要だとわかりました。また、新たな土地へ引っ越すのではなく、住み慣れた家で暮らすことも選択肢のひとつかもしれません。具体的な住宅改修方法は個々によって異なりますが、夫婦ふたりに合った住空間を目指したいとの希望がわかる結果となりました。
夫婦での生活を優先する人や子世帯とのつながりを保ちたい人も
アンケートの結果、「都心など様々な施設が近い場所へ移住」に次いで「自然豊かな地方へ移住」「戸建てからマンションへ移住」「子世帯との二世帯住宅」「生まれ育った街へのUターン」の順となりました。
・徒歩で必要な生活が全て賄えるような都心部へ移住するほうが、安心して生活できる。(40代/男性/正社員)
・生活費や物価が安く済みそうだから。空気のいい所でのんびり暮らしたい。(40代/女性/専業主婦(主夫))
・階段の上り下りが大変そうなので、マンションに住み変えたいと思っている。(20代/女性/正社員)
・子どもとの縁を絶やしたくないというのと、もし孫が出来た時に孫を存分に可愛がりたいから。(10代/男性/無職)
・子供が独立したらまた原点に戻って静かに暮らしたいです。子供がいつでも帰ってこれる場所を作りたいです。(30代/女性/パート・アルバイト)
利便性を考えて都市部へ移住したい人がいる一方、自然環境のよい田舎暮らしに憧れる人もいるようです。階段を使わない空間としてマンションを望むとの意見にも注目されます。子どもや孫との関わりも大事なポイント。子どもの家族と常に触れ合うには二世帯住宅、自分たちや子どもたちの原点をつくるためにはUターンが理想的かもしれません。夫婦ふたりの生活を優先する人だけでなく、子世帯とのつながりを保ちたい人も少なくないようですね。
住宅リフォーム検討中のみなさんは参考に!
子どもの独立後の生活スタイルで最も多いのは「夫婦二人の暮らしに合わせてリフォーム」で、現在の家に住み続けたい人が約3割いることがわかりました。長年住み慣れた愛着のある住まいを改修することで、夫婦水入らずの生活が期待できるのかもしれませんね。子どもが巣立った後に引っ越しを考えている人は約6割ですが、夫婦での暮らしだけでなく家族の絆を意識することが大切だと言えるようです。孫をかわいがりたいなど、「家族のあり方」について若い世代の人が考えていることも大きな特徴だとわかりました。住宅のリフォームを検討中のみなさんは、これらのコメントを参考にしてはいかがでしょうか。
■調査地域:全国
■調査対象:年齢不問・男女
■調査期間:2018年07月30日~2018年08月13日
■有効回答数:100サンプル
2018.09.16
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