くらしのコラム
もうイライラする!子どもが家にいて困るのはどんな行動?


【質問】
家での子どもの困った行動は?
【回答数】
自分の部屋が散らかしっぱなし:59
洗面室や浴室、トイレなど水回りをキレイに使わない:11
食事以外、自分の部屋にこもりきり:1
積極的に家事を手伝わない:6
その他:23
ずっと悩みの種?子どものいる家庭ならよくあるこのシーン!
アンケートの結果、最も回答が多かったのは「自分の部屋が散らかしっぱなし」でした。
・まだ小さいので無理もないかもしれませんが、遊んだら遊びっぱなし。そのまま色々なところに行くので、家全体が散らかってしまいます。(30代/女性/専業主婦(主夫))
・おもちゃを次々と出しては遊んで、片付けない。絵本も広げっぱなし。(30代/女性/専業主婦(主夫))
・自分の部屋をひどく散らかしています。たとえ自分の子供でも、私物を勝手に動かすことには気がひけるため、私が掃除するわけにもいきません。(50代/女性/専業主婦(主夫))
・いろいろ当てはまりますが、部屋の汚さが一番です。いつのものともわからない少し残っている状態のペットボトルや、脱ぎ散らかした服などが床に溢れています。(60代/女性/パート・アルバイト)
子育ての中で最も苦労することの1つといえば、やはり子どもの躾かもしれません。そして、それが顕著に現れるシーンというのは、部屋での片付けや整理整頓でしょう。アンケートでも、散らかった子供部屋などのシーンに対して、日頃から多くの方が不愉快な感情を抱いていることが、よく分かる結果となりました。単に見た目や清潔感など生理的な不快感だけではなく、子育てと躾とが深く結びついており、その難しさに苛立ちを覚える親の姿を見て取ることができそうです。
水回りの汚れやお手伝いのこと、子どもに何度言ってもダメ!?
アンケートで2番目以降に多かった回答は、「洗面室や浴室、トイレなど水回りをキレイに使わない」「積極的に家事を手伝わない」「食事以外、自分の部屋にこもりきり」の順となりました。
・水を床にこぼすとすぐにカビが生えるので、掃除がとても大変だから。(40代/男性/正社員)
・これから(夏休み予定です)一人暮らしを始める息子がいます。今まで当たり前のように過ごせてきた日々を後悔するはずです。家事を教えてこなかった私も反省しています。(40代/女性/専業主婦(主夫))
・部屋でネットやゲームばかりしている様子を見ると、将来社会に出たときに人間関係の面で苦労するんじゃないかと心配になります。(30代/女性/パート・アルバイト)
トイレや洗面所など、水垢やカビの原因になりがちな水回りには、普段から何かと気を使うものです。それだけに、水回りを汚すお子さんについて、色々と手を焼いている方が多いのも頷けるでしょう。またお手伝いについても、社会に出てから一人暮らしをしたり、職場など集団内での気遣いなど、様々なシーンで必要になる大切な習慣でありマナーです。さらに同じく社会性という意味では、人間関係を築ける力というのも重要になるはずです。日頃からお手伝いに消極的だったり、部屋にひきこもりがちな子どもを見れば、将来に不安を感じてしまうのも納得できるかもしれません。
家での子どもの困った行動には、小さい頃からの躾が大切!
アンケートからも分かるように、部屋の片付けをはじめ、お手伝いや水回りの使い方など、家での子どもの困った行動には枚挙にいとまがありません。ただしどのシーンでも共通するのは、躾に関わるということ。幼児期の子どもはもちろん、思春期になっても、やはり躾の必要性が無くなることはないでしょう。子どもの年齢ごとに難しさはあるものの、根気よく繰り返し生活習慣やマナーについて教える姿勢が、肝心と言えそうです。またそれこそが、子どもの将来にとってもメリットになるはずです。
■調査地域:全国
■調査対象:年齢不問・男女
■調査期間:2018年05月11日~2018年05月25日
■有効回答数:100サンプル
2018.06.01