くらしのコラム
リフォームするとしたら、趣味優先?それとも実用性?


【質問】
趣味と実用性、自宅をリフォームするとしたら、どちらを取りますか?
【回答数】
趣味の部屋をつくる:20
実用性を上げる:80
趣味の部屋を持つのは贅沢!そんなにお金持ちではない
アンケートの結果、実用性を優先する人が多いという結果になりました。
・趣味でリフォームをするというのは、金持ちか、金銭感覚のない人だと思う。(50代/男性/会社員)
・趣味の部屋は、自分で作りだそうと思えば作ることが出来るのと思うので。(20代/女性/学生)
・趣味の部屋をつくれたら面白いけど、そこまでの余裕もないから実用を選んでしまいます。(20代/女性/専業主婦)
・これからは親も老いてくるので、やはりきちんと実用性があるものの方がずっと良いと思います。(20代/女性/学生)
リフォーム自体が高額な買い物なので、趣味のことまでお金をかけられないという意見が多いようです。毎日生活する部屋なのですから、趣味ができるということよりも、基本的に生活しやすい部屋に住みたいものですよね。趣味はおこづかいの範囲で出来る程度で楽しみたいと考えている人が多いようです。毎日、掃除がしやすい、洗濯物が干しやすい、布団を干しやすいなどの生活動線がしっかりとしている実用性が大事だという人が多いということがわかりました。頻繁にリフォームするわけにもいかないので、後悔のないリフォームをしたいものですね。
毎日楽しく過ごすためにも、趣味の部屋が欲しい
アンケートの結果、趣味の部屋を作る人の意見は。
・自分は車を直したり改造するのが趣味なので部品やらを置くスペースが欲しいです。(40代/男性/会社員)
・広くなくてもよいので、自分が何かに没頭できる部屋があると家が好きになる。(40代/女性/専業主婦)
・シアタールームとフィギュアの部屋が欲しいので趣味のリフォームです。(40代/女性/パートアルバイト)
車をメンテナンスする部屋が欲しい・シアタールームが欲しいなど、具体的な趣味がある人に、このような意見が多いことがわかりました。趣味を充実させることによって、人生を豊かにすると考える方もいるようです。せっかくの自分の家なので、趣味を充実させ、居心地の良い家にしたいという考えを持つ人がいるのも頷けますよね。専業主婦をしている人の中には、自分が一人になれる落ち着いた空間が欲しいと思っている人もいるようです。また、ペットがいる人などはペットが暮らしやすい家にしたいという願望もあるのかもしれません。高額をかけてリフォームするため、納得がいく部屋を作りたいという気持ちが強いことがわかりました。
滅多にないリフォームの機会。後悔のないリフォームをしたい
リフォームともなると、今後の暮らし方を左右する重要な買い物です。高額な買い物でもあるので、失敗もしたくないものですよね。アンケートの結果、実用性を重視するという人が8割を超えることがわかりました。その理由としては、日常生活しやすい家にしたい、趣味は二の次という意見が多いようです。一方、約2割の人は趣味の部屋を作ると回答しています。自分だけの居心地の良い部屋を欲しいという意見や、趣味を思いっきり楽しみたいという意見が多いようです。これらは一見相反した意見に見えますが、いずれに回答した人にとっても、将来快適に楽しく生活しできる家を作りたいという思いは共通であると言えそうです。
- 調査地域:全国
- 調査対象:年齢不問・男女
- 調査期間:2015年08月25日~2015年09月08日
- 有効回答数:100サンプル
2015.10.23