くらしのコラム
リフォームで生活一新!あなたならどの季節にする?

家の設備を一新したり、間取りを変更したりするリフォームは、そのまま生活自体のリフレッシュにつながります。特に進学や就職といった人生の節目から縁遠くなった大人世代にとっては、マンネリに陥りがちな生活に一区切りつけて新たな生活へと踏み出す格好の手段とも言えるでしょう。そうなると、気になるのがリフォームを行うタイミングです。春に限らずいつでも好きなときを選べるリフレッシュのタイミング、皆さんならいつを選ぶのかアンケートを取って調べてみました。

【質問】
新生活をむかえる季節 リフォームをやるならいつ?
【回答数】
春:38
夏:5
秋:22
冬:7
いつでも:28
暖かくて快適な春がいい!家族の新生活にも合わせられる
アンケートで最も多かった回答は「春」でした。38%とダントツの回答数です。
・春なら天気の良い日が多いので、リフォーム作業が進めやすいです。(40代/女性/専業主婦(主夫))
・夏と冬は厳しい季節なので、体を動かすのはキツいと思います。春は動きやすくて最適です。(50代/女性/個人事業主)
・自宅のリフォームをしたとき、冬にしたら暖房を使われ、電気代が大変でした。春にやって夏までには快適に住めたら気持ちも良いかと思います。(30代/女性/パート・アルバイト)
・新生活が始まるので、家族の生活変化に合わせてリフォームして、快適に過ごしたい。(20代/女性/専業主婦(主夫))
新生活といえば春!というイメージで選ぶ人が多いのかと思われるかもしれませんが、回答を見てみると、きちんとした理由があることがわかります。夏や冬は気候が厳しく、リフォームするにはつらいもの。むしろ、そのつらい季節までにリフォームを終えて、暑い夏や寒い冬を快適に過ごせるようにしたいと考えている人が多いのです。そういう意味では秋でもよさそうなものですが、子どもの進学・就職など春には家族の生活が変化することも多く、リフォームするにはちょうど良いタイミングととらえている人が多くいるようです。
気候の良さでは秋も人気・一方夏と冬にも意外なメリットが
2番目に多かったのが「いつでも」で28%、3番目が「秋」で22%でした。「冬」「夏」はそれぞれ少数にとどまっています。
・思い立ったが吉日。リフォームをやりたいなと思ったら、予算を決めて、安くてクオリティの高い業者を探し始めます。時期や空き、キャンペーンによって格安になることがあるので、特に季節は考えずにリフォームをします。(20代/女性/無職)
・暑くもなく寒くもない季節で、春は何かと忙しいので、秋がリフォームにはいいかと思います。(40代/男性/無職)
・春は花粉がひどく、慌ただしいのでNG、夏は暑く職人さんにも悪いのでNG、秋から年末もなんとなくNGで、年明けから花粉が飛び始める前までがベストです。(40代/女性/個人事業主)
・梅雨明け以降の夏場が天候の影響を受けにくいような印象があるので、作業がはかどりそうだから。(40代/女性/専業主婦(主夫))
新築に比べるとフットワーク軽くできそうなのがリフォーム。だからこそ、季節より思い立ったときや安いときというのも頷けます。ただ、季節を気にする人にはそれぞれにはっきりとした理由があるようです。秋は春と同じく気候が良いうえに、年度初めの春ほど忙しくはないというメリットがあります。冬は花粉が避けられる、夏は暑いものの梅雨明け後なら比較的天気の影響を受けにくいのでは、などというのも重要な視点と言えるでしょう。
暑さ・寒さ対策?間取り変更?リフォームの時期は目的に合わせて
いつでもOKという人を除けば、アンケートでは「春」「秋」という過ごしやすい季節を選んだ人が合わせて60%と多数を占める結果になりました。断熱リフォームなど暑さ・寒さに備えるものであれば、その季節にちょうど完成するような時期に行いたいところでしょう。一方、間取り変更など季節に関係ないものであれば、キャンペーンを狙って安く仕上げるというのもひとつの方法です。リフォームを行う時期は、このように目的に合わせて決めるのがベストな方法ではないでしょうか。
■調査地域:全国
■調査対象:年齢不問・男女
■調査期間:2019年02月04日~2019年02月18日
■有効回答数:100サンプル
2019.03.22
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