くらしのコラム
年末大掃除は効率よく!家族で役割分担するポイント


既婚女性102名を対象に行ったアンケート*によると、「旦那様の家事協力について、どの程度満足していますか?」という質問に対して、「満足している」と回答した方は全体の45%という結果になりました。
旦那様の家事協力については、過半数の方が大なり小なり不満を抱えているということがわかります。
フリーアンサーでは、「気が向いた時にしかやらない」「食事を作っても後片付けしないなど中途半端」「促されてしぶしぶやっている」などが満足できない理由として多く見られました。
普段の家事協力についてはともかく、大仕事となる年末の大掃除については、ぜひとも旦那様やお子様など家族の協力を得て、効率よく終わらせたいところですよね。
今回は、家族で大掃除の役割を分担するポイントをお伝えします。
データ・画像参考
*おうちくらぶ「夫の家事協力」についてのアンケート結果(2007年実施)
http://www.ouchiclub.com/result/result26.htm
上手に役割分担するには?

家族それぞれが自分の部屋や家の中でよく使う場所の掃除を担当するというように、ある程度、掃除する場所で分担することも必要です。
でも、全部を場所で分けると、結局、キッチンや浴室、トイレなどのスペースを奥様が掃除することになりがちだったり、掃除しきれない部分が出てくるもの。
手間がかかる部分や、家族みんなが使う共用のスペースについては、役割を分けてみんなで掃除するのがおすすめです。
例えば、リビング。
高いところを掃除したり、天井のランプシェードをはずしたり、電球を付け替えたりといった作業は旦那様が行い、 はずしたランプシェードの汚れを洗剤で落とすのは奥様が、水拭き・乾拭きで仕上げるのはお子様が行う、などというように役割分担するのが良いですね。
家族みんなの得意なところを活かして

家族それぞれ、体格や力、掃除に慣れているかどうかなどに差がありますよね。
そうした部分を考慮して、得意そうなところ、上手にできそうなところを任せるようにするのが、効率よく役割分担するコツです。
旦那様
・重いものを動かしたり、運んだりする作業
・手が届きにくい高いところの作業
・しつこい汚れを落とすなど、力が必要な部分
奥様
・汚れ落としにコツや知識が必要な作業
・洗剤など、取扱いに注意が必要な作業
お子様
・低いところの作業
・狭いところなど、子どもならでは手が届く部分
・危険性が少ない部分
・窓ガラスなど、掃除の効果がわかりやすい部分
家族で役割分担して大掃除することは、普段掃除しきれない部分まできれいになって気持ち良いだけでなく、家がきれいになったことに自分が役立ったという満足感を家族で共有することにもつながります。
この年末は、ぜひ家族一丸となって仲良く大掃除に取り組んでみてくださいね。
2015.04.30