くらしのコラム
リフォームしたら意外と安かった!そんな経験はありますか?

リフォームをして見る前に当然見積は確認するものですよね。でもいざ工事を始めてみると、こういう工程が必要だ、こういう問題が発見されたなど予想外の工事が増え、予算オーバーとなってしまったなんて経験がある人もいるかもしれません。
しかし逆に、意外と安く済んだなんて羨ましい経験がある人もいるのでしょうか。そこでリフォーム経験者100人に、その点についてアンケートをとってみました。

【質問】
【リフォーム経験者に質問】リフォームの時、当初の予算よりも抑えられた!という経験はありますか?
【回答数】
ある:46
ない:54
勉強が足りないと高くつき、勉強していれば予算通り
アンケートでは、ないと回答した人が54人でした。
・むしろ当初の予算よりも上がってしまいました・・・。いざリフォームとなると、あれもこれもで高くなりました。(20代/男性/会社役員)
・実際にリフォームに取り掛かると、家の見えない部分が傷んでいて、その修繕費用が予算オーバーに繋がってしまう。(40代/女性/専業主婦)
・私の場合は業者を間違えたパターンです。オプション多くつけられて高くなりました。(20代/女性/学生)
・見積もりの段階でギリギリまで絞り込むので、それより下回ることはありません。(40代/男性/会社員)
・知り合いのところに頼んで実施しますので、見積もりが正確で予算通りです。(40代/男性/会社員)
ないと回答した人でも内容は2つに分かれる結果になりました。傷みが発覚したり、見積もりが甘くて結局高くなったという人と、非常に厳密な見積もりを行ったので、きっちりと予算通りに終わったという人です。特に不慣れな人はリフォームでどのようなことをするのか理解していなくて、色々追加してしまったというケースも有りました。勉強不足、経験不足の場合は高くつく傾向にあり、事前に勉強していれば予算通りに終わらせることが可能といえるのでしょう。
じっくり事前に勉強し相見積をとったり工程を見直したりして節約
一方で、あると回答した人も半数近くの46人でした。
・ネットでの価格比較に加え、大手を使わず地元の業者を使う事で費用は抑えられます。(40代/男性/会社員)
・別のリフォームの可能性をにおわせて、見積金額を下げるのに成功した。(50代/男性/会社員)
・途中で材料の種類や量などを変えてもらったら見積もりよりも安く済んだ(20代/男性/学生)
・業者の人にいろいろなことを質問したりして、こちら側もきちんとした知識を身に付けることによって無駄を省く(40代/男性/パートアルバイト)
業者をよく調査し、比較をすることで値段を抑えることに成功した人、工事の最中に材料を見直したり、工程の見直しを行い、安く済ませた人がいました。事前の準備で安くできるケースと、作業の段階で安くしてもらうことの両方が可能なようです。そして共通している要素としては、自分でよくリフォームに関する勉強をしているからこそということもうかがえます。知識を持つことで業者の言いなりではなく、自ら判断して検討することが可能になるのでしょう。
安くリフォームするなら自分で知識を持っておくことは重要
アンケートを見ていくと、勉強を良くしている人は交渉や見積もりで安くできたり、もしくは予算通りにリフォームを終わらせることができているようです。一方であまり経験や知識がない人は、業者に任せっきりにしているためか、終わってみたら予算オーバーということも多かったようです。
しっかりと自分で作業に無駄がないか、リフォームしてもらうべきポイントはどこかなど、前もって勉強しておけば、考えていた通りのリフォームの実現も難しくないでしょうし、自分で行えることも増え、もっと節約できるようになるかもしれませんね。
- 調査地域:全国
- 調査対象:年齢不問・男女
- 調査期間:2016年02月18日~2016年03月03日
- 有効回答数:100サンプル
2016.04.29
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